定年退職後も5年間は再雇用で厚生年金に加入を続けることで、受け取れる年金はいくら増える?
平均報酬月額×0.005481×厚生年金保険加入期間月数・・・
60歳迄働いた時の年金額はいくら・・・以下の条件で60歳迄働いたときに受け取れる年金額を求めます、【平均標準報酬額20万円】
22歳から厚生年金に加入・・・・厚生年金に加入した年は平成15年4月以降・・・・国民年金は全期間納付済み
老齢基礎年金額は、【令和6年4月から年金額等について】を基に、令和6年度の額で算出・・報酬比例部分がそのまま老齢厚生年金金額・・
国民年金を欠かさず納めているため、老齢基礎年金は満額受給できます。令和6年度における満額の時の老齢基礎年金額は月額6万8000円、
年間81万6000円です、厚生年金には22-60歳の38年間(456ケ月)加入しているとれらの条件を基にすると、報酬は比例部分を求める
式は以下のとおりです。・・・・・・・20万×0.005481×456ケ月・・・計算すると・・・
老齢厚生年金は49万9867円受け取れます。実際に受け取るのは老齢基礎年金との合計なので、81万6000円+49万9867円となり、60歳迄・・
働いたときに受け取れる年金額は131万5867円です‥月額だと約10万656円受け取れます・・・
再雇用後5年間働いた時に増える年金額は・・・・再雇用後も平均標準報酬額が変わらなかったとして、5年間働いた時の増加額を計算します。
5年間働くと、厚生年金の加入月数は60ケ月増加します・・・
60ケ月加入した場合の報酬比例部分は20万円×0.005481×60ケ月となり、5年間働いたことで増える年金額は年間6万5772円です、
先に計算した老齢厚生年金と合わせると、65歳まで働けば56万5639円の老齢厚生年金年金額を受け取れます。
老齢基礎年金額は変わらないため、合計して年間138万1639円・月額約11万5137円の年金を受給可能です・・
なお。60歳迄の間に平均標準報酬額が変われば金額も変動します・・・
標準報酬額が20万円の場合・再雇用後5年間勤務すると年金が6万5772円増える・・・老齢厚生年金は、会社に勤めて厚生年金に加入していた期間が
長いほど多く受け取れます・・もし平均標準報酬額が20万円で22歳から加入していれば、老齢厚生年金は60歳までで約49万9867円です。
さらに、60歳で定年退職後に再雇用制度を利用して5年間働くと6万5772円増額し、56万5639円の老齢厚生年金を受け取れます。
実際自分がどれだけ受け取れるかは、年金ネットを利用して確認しましょう・・・