暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

社会保険の適用拡大

2024-10-21 04:08:40 | 暮らしの中で


社会保険拡大・・・4つの壁と、働き損になる年収と攻略法・・・・

社会保険の制度は、定期的に変更が加えられています・・4年前には、社会保険の適用条件が拡大され、そして今年10月からは、その条件がさらに拡大された。


対象となる人‥1週間の所定労働時間20時間以上30時間未満・・・所定内賃金月額8万8000円とは‥(通勤手当・残業手当・賞与含まず)・・2ケ月以上の雇用見込みあり。
学生であっても、休学中-定時制・通信制の学生は適用されます。.……下記の図・・・・社会保険加入のメリットは?


パ-ト・アルバイトの人は、これまで国民年金のみでしたが、社会保険料の適用になる事で、厚生年金が上乗せされます・・・年収120万円の人でも10年間加入していれば、
国民年金に、7.400円上乗せされる計算です・・老齢年金だけでなく、障害年金・遺族年金も2階建て部分が上乗せされ、社会保険の適用で、以下の手当を受け取れます・・
傷病手当・病休期間中・給与の2/3相当支給・出産手当・病休期間中・給与2/3相当支給・・傷病と出産の同時受給の場合は出産手当が優先で、後日傷病請求すると受け取れます。

年収の壁に変更なし・・・


103万円の壁・48万円の基礎控除と55万円の給与所得控除の合計額です・・・この壁を超えた分に対して、所得税を納税しなければなりません。
106万円の壁・勤務先の社会保険の加入対象になるラインです・・年収以外にも雇用期間や労働時間など様々な要因が絡んできます・106万円の壁を突破しても社会保険に・・
130万円の壁・親・配偶者の社会保険扶養から外れ、すべての人が自分で社会保険を支払う必要が生じるラインです‥また所得税や住民税も納付する必要が出てきます。
150万円の壁・配偶者が満額の配偶者特別控除(38万円分)を受けられる上限額です‥・・130万円の壁を超えても、年金‣保障の上乗せがある・・


社会保険に加入したくない人の調整方法は?・・・【がっつり働けない環境の一方で、社会保険料だけ取られるのは嫌だ】と社会保険に加入したくない人もいるでしょう・・
自分で働き方を調整することで適用から外すことも可能です…年収を106万円・月収8.8万円未満に抑える・・対象となるのは、週給・日給・時間給を加算した所定賃金です。
労働時間を週20時間未満に抑える・・月給加算を念頭に労働時間を調整しましょう。労働日数・時間を正社員の4分の3未満に抑える・・
10月からの適用拡大の対象外となる職場では、『労働日数・時間が正社員の4分の3以上』になると社会保険加入義務が生じます‥4分の3未満に抑えれば加入義務は生じません。

職場が社会保険に加入させてくれない場合は相談を…社会保険の適用で、働く人にとって年金‣保障が充実するメリットがあります・・
一方の職場からすれば、保険料の負担額が多くなるため加入させたくない気持ちもあるでしょう…その場合は以下の方法で対処するといいでしょう・・・
加入させてくれるよう職場に要求する・年金事務所に申し出る・全国健康保険協会に相談する・条件を満たした人を社会保険に加入させるのは職場の義務です・見限るという手もある。
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