60歳の約8割・・70歳の約半分が働く現実・・・国は何を考えているのか❔
年収は300万円以下、本当に稼ぐべきは月10万円、50代で仕事の意義を見失う、60代管理職はごく少数、70歳男性の就職率は45%・・
80代就業者の9割が自宅近くで働く・・定年後も働く人が増える中、どのような仕事で、どれくらい稼ぎをすればいいのか❔
なぜ長く働くのか・・・
経済成長率の鈍化や人口の高齢化によって、中高年の賃金や定年後の退職金は減少し、政府の厳しい財政状況から厚生年金の
支給開始年齢の引き上げなどによる公的年金の給付水準の引き下げも進んだ‥こうした中、寿命の延命によって増加する・
老後生活費の原資を高齢期の就労なしに獲得することは難しくなってきている・・・
昨今の経済的な事情にが、働き続けることを選択する人が増加していることの主因になっているとみられる・・・
国は70歳まではたらかせたい・・・
2021年4月に施行された高齢者雇用安定法では、現状義務化されている65歳迄の雇用確保に加え、65歳から70歳までの
就業機会を確保するための高年齢者就業確保措置が企業の努力義務とされた・・・ここでは雇用の提供というこれまでの
選択肢も提示されている‥・どう改正法は、雇用であれ、業務委託であれ、70歳までの従業員の生活を保障してほしいと
いう政府から企業への要請となっている・・・・
国として70歳迄働かせる方向に突き進んでいるが、企業としては人件費などを考えると難しい問題である・・それでも、
事実として、60歳の78.9%・70歳の45.7%が働く社会になっていることを直視することから・・・
『定年後のキャリア・・幸せな定年後の生活』を描くことから始まるのかもしれない・・・