暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

年金額連続引き上げも価値は目減りだ?

2025-01-12 04:38:32 | 暮らしの中で


年金受給額3年連続引き上げでも年金の価値は目減り・在職老齢年金の引き上げでメリットあるのは【一部裕福な高齢労働者だけ】だ。

2024年11月25日、厚労省は、2025年度の公的年金受給額上限の引き上げを発表した・・引き上げは3年連続・・だが、喜んではいられない。
年金額には物価や賃金の上昇以上に上がらないよう調整する【マクロ経済スライド】と言う仕組みがあり、これも3年連続で発動されている。
このため、年金額の引き上げ率は賃金の上昇幅と比べ、【マイナス0.3%】になる見込みだ・・・・

2023年から連続マクロ経済発動しており、2023年・マイナス0.3・・2024年・マイナス0.4%・2025年・マイナス0.3%と、・・・・
効果的にこの3年間で年金は1%目減りしたことになるます・・・・
最近は物価の上昇率が激しく、年金暮らしの人は物価上昇に追いつかない年金しかもらえず、苦しい生活を3年も強いられているということだ。
表向きの年金は増えていますが、前年と同じものが買えないほど年金の価値が落ち続けているのが現状である・・・

在職老齢年金の改正の影響は・・・・・2025年の年金改革で大きな動きとなるのが【在職老齢年金】の引き上げだ‥
現在は【労働収入+年金収入】が50万円を超えると年金カットされる仕組みの【50万円の壁】を【62万円】か【71万円】に引き上げ方針が固まった。
北村氏は、在職老齢年金はの改正は、一部の裕福で元気な高齢者にしか関係がないと指摘する・・・・
65歳で在職老齢年金の対象者は、ごく一部の経営者・役員・専門職など限られた人達で、一般的な収入の人はメリットもデメリットもありません。

上限が引き上げられることで、高齢者が稼いだ分は、【稼ぎすぎ】として年金を取り上げつつ、まだ稼げますよとハードに働かせる向きになっている、
年金改正は【飴と鞭】がつきものですが、鞭はほとんどの人に苦痛になるのに対して,飴を享受できる人はごくわずか、一部の人しか該当しないので、
年金改正は常に改悪なのだ・・62万円に引き上がると1600億円・・71万円なら2900億円もの財源が新たに必要になる・・・

有利なのは、高所得な高齢者だけ、在職老齢年金が引き上げられるからと無理に働き続けるのではなく・・・
                        貰える年金で豊かな老後をどう過ごすのかを考える方がよさそうです。・・頑張りましょう!

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