暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

単なる『高齢化』ではない

2024-01-19 12:10:11 | 暮らしの中で


単なる高齢化ではない・・『国民の約2.6人に1人が高齢者となる日本』・・・・

国立社会保障・人口問題研究所が、最新の国政調査をもとに将来の人口予測を行っています・・それによりますと・・
2029年に1億2000万人を下回った後も減少を続け、2053年には、9924万人と1億人を割り込みます。
2065年には8808万人にまで減少すると予測されています・・・・
問題は、人口が減る事だけではなく・・・・日本の人口減少は、高齢者が相対的に増える中、進んでいきます・・しかも、
高齢化率が安定化するのは、2050年半ば以降からです‥日本は、しばらく現役世代中心の社会から高齢者中心の
社会への過度期にあります・・

2018年では、高齢者数3558万人、高齢化率28.1%となっています‥さらに、団塊世代が75歳以上となる2025年には・・
高齢者は3677万人に達すると見込まれている・・その後も高齢者は増え続け、2024年に3935万人でビークを迎え、
その後は減少に転じるものと推計されています・・
総人口が減少する中、高齢者数が増えるため、高齢化率は上昇を続け、2036年に33.3%で3人に1人が高齢者となります。
2024年以降も、高齢者人口は減少に転じるのですが、高齢化率は上昇を続け、そして、2067年には38.4%とピークに達する。
実に国民の約2.6人に1人が高齢者となる社会が到来するのです・・・

高齢者は、74歳までの前期高齢者と75歳以上の後期高齢者に分けられ、後期高齢者になりますと,身体の衰えが著しくなり
医療福祉・介護の対象となりやすくなります。2018年には、前期高齢者1706万人、後期高齢者1798万人と、全年の
前期高齢者1767万人後期高齢者1748万人から逆転しています・・その後も後期高齢者は増え続けている・・・
総人口に占める75歳以上人口の割合は、2018年に、14.2%ですが、2065年には25.5%トなります・・・約3.9人1人が、
75歳以上になるのです・・高齢者の中でも後期高齢者が増える『高齢者の高齢化』が今後の日本の高齢化問題なのです。


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