暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

五公五民の悪知恵?

2025-01-29 04:08:49 | 暮らしの中で


年収300万・・80万円・・年収700万円・・189万円・・日本人の【本当の天引き額】と・・・計算すればヤバすぎる

この30年、税金と社会保険料は上がりに上がり、そして手取りは下がりに下がった・・かって真水だった、会社員のボーナスから社会保険料が
天引きされ始めたのが1995年,料率は次第に引き上げられ、2003年、月給で同じ11%に達した2004年に配偶者控除と配偶者特別控除の併用が
出来なくなり、2011年になると15歳以下の年少扶養控除もなくなった・・・その一方で東日本大震災復興のための時限増税、所得税の引き上げ、
そして3度にわたる消費税の引き上げ・・・・
年収700万円の人で言えば、2023年の手取り額は約536万円と、この20年の間に50万円も減っている・【やりすぎ】とも言える負担増だ・・
現在の年収ごとの【本当の手取り】を一覧にしたのが下記の図です・・年収300万円ー700万円でも4分の1の1以上1000万円を超える30%が取られる。

この中には相続や贈与税、ガソリン税、酒税やタバコ税は入っておらず、いまや日本は事実上五公五民の重税国家と化している・・・


夫が正社員で妻がパートタイマーの場合、妻の収入が【103万円の壁】や、住民税がかかり始める【100万円の壁】を超えても、手取りはほとんど
減りません、子供が学生でアルバイトをしている場合、収入103万円を超えると扶養から外れて親の手取りが減りますが、今年度の税制改正で、
学生の【103万円の壁】は150万円まで引き上げられる方針です。
パートで問題なのは【106万円の壁】と【130万円の壁】これらは、超えると社会保険料を負担しなければならなくなる【壁】で手取りが減ってしまう。

60歳以上は要注意【180万円の壁】・・・社会保険料の壁二つあるのは、勤め先の規模が大きい場合(51人以上)と小さい場合(50人以下)で区別しているため
社会保険料は働く人と会社で折半するので小さい会社は重荷になり、大きな事業所で働く人の方が早く壁にぶちあたるということだ・・・・
150万円の壁を超えた瞬間に約15万円の社会保険料がかかり、手取りは90万円ほどに急減します。つまり、106万円のときの手取りに回復させるには、
125万円迄稼ぐ必要があるのです・・・・・・・また130万円の壁を超えると、約153万円稼がないと130万円のときの手取りにもどりません。


60歳以上のパートタイマーの場合は、50人以下の職場で働く人に限り、130万円ではなく180万円の壁を超えると手取りが減るので注意したい・・・
年金を受け取っている人は、年金収入の合計額で判定される・・・つまり壁の議論は現役世代だけでなく、年金生活者にも関係が深いわけだ。
夫などが受ける配偶者控除が減り始める【150万円の壁】は早ければ今年、160万円に引き上げられる見通しだが、100万円・130万円・150万円の
税金の壁と違い、106万円・130万円の社会保険料の壁を動かすのは、複雑極まりない年金や健康保険の仕組みをいじる必要があり、容易ではない。

なお106万円の壁は来年度から撤廃される方針だが、これで起きるのは【社会保険料を払う人の増加】である、壁に当たらずにすんでいた人まで、
保険料をとられるようになるという本末転倒の事態だ・・・
都にも角も、あの手この手でカネを巻き上げようとする・・・・÷悪知恵には呆れるほかない・・・・


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