今から18年ほど前の2003年に発刊された「虚構の終焉」という書籍を今、読んでいます
著者はリチャード・ヴェルナーというドイツ人エコノミストの方です。。1967年生まれの、現在は54歳でしょうか?
以前にも一度読んだのですが、本当に必要なことが書かれている本は、必要な時に読み返すことが大事だと私は思っていて
私のブログに書くべきことのヒントなどを、折に触れ、いただくことができることをありがたく思っています
いま読み返しているのですが、この方、2002年ごろにこの書籍を書いているのですが、当初から竹中氏の間違いを鋭く指摘していて、本当に驚きました
日本やドイツの経済学や経営学にも精通していて
意図的に日本を弱体化させる方向に持って行こうとしているデービッド・アトキンソン氏とは全く違う、良心的なエコノミストですね
このリチャード・ヴェルナー氏こそ、日本型の資本主義の利点を見抜いていた方です
日本型の資本主義の成功は、「株主を排除して、経営者主導型の資本主義に変革したこと」だとみています
そこは私もまったく同感で
「短期的利益や配当を求めてくる利己的な株主を排除し、経営者が会社の将来のために何をすべきかを優先的に判断する日本型経営」
これこそが日本の高度成長を支えた日本主義の根幹であると思います
出光佐三氏の話も、私はときどき話題に出しますが、こうした、「日本の未来のために物事を断行する経営者」というのは
株主の意向に簡単に左右される現代的な経営者の中からは、出てきにくいのではないかと思います
竹中平蔵が行った構造改革の中には、株主が経営にどんどん口出しできるような、そういう会社法の改正が盛り込まれていました
この改革は、結局日本的経営の良さを失わせたといえます
リチャード・ヴェルナー氏の書籍、アマゾンの中古書籍などではまだ売っているかもしれません
日本経済の未来について学びたい人は、読んでおいて損はない著者の一人です
著者はリチャード・ヴェルナーというドイツ人エコノミストの方です。。1967年生まれの、現在は54歳でしょうか?
以前にも一度読んだのですが、本当に必要なことが書かれている本は、必要な時に読み返すことが大事だと私は思っていて
私のブログに書くべきことのヒントなどを、折に触れ、いただくことができることをありがたく思っています
いま読み返しているのですが、この方、2002年ごろにこの書籍を書いているのですが、当初から竹中氏の間違いを鋭く指摘していて、本当に驚きました
日本やドイツの経済学や経営学にも精通していて
意図的に日本を弱体化させる方向に持って行こうとしているデービッド・アトキンソン氏とは全く違う、良心的なエコノミストですね
このリチャード・ヴェルナー氏こそ、日本型の資本主義の利点を見抜いていた方です
日本型の資本主義の成功は、「株主を排除して、経営者主導型の資本主義に変革したこと」だとみています
そこは私もまったく同感で
「短期的利益や配当を求めてくる利己的な株主を排除し、経営者が会社の将来のために何をすべきかを優先的に判断する日本型経営」
これこそが日本の高度成長を支えた日本主義の根幹であると思います
出光佐三氏の話も、私はときどき話題に出しますが、こうした、「日本の未来のために物事を断行する経営者」というのは
株主の意向に簡単に左右される現代的な経営者の中からは、出てきにくいのではないかと思います
竹中平蔵が行った構造改革の中には、株主が経営にどんどん口出しできるような、そういう会社法の改正が盛り込まれていました
この改革は、結局日本的経営の良さを失わせたといえます
リチャード・ヴェルナー氏の書籍、アマゾンの中古書籍などではまだ売っているかもしれません
日本経済の未来について学びたい人は、読んでおいて損はない著者の一人です