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トランプの本当の政策をご紹介します

2024-11-10 22:16:12 | 政治

いま、トランプ大統領は政権発足前から積極的な動きを見せており、外交から始まって、すでに政策執行の準備を始めています

ですが、日本の報道ではトランプ政権の閣僚人事がどうなるか?などのリークが相次いでいて

勝手な憶測が飛び交っています

例えば、国務長官にはポンペオ氏が起用される、みたいな発表があったとの報道もありますが、実はこれはあり得ません

実は、これはポンペオ氏の所属するハドソン研究所からのリークなのですが、トランプはこのハドソン研究所とは距離をおいており

ハドソン研究所の発表している「2025年政策集」、というのが、次期トランプ政権の公式政策のように言われておりますが

実は、トランプ大統領はこのハドソンの政策集を「見たことも読んだこともない」と発言しています

 

では、実際のトランプ大統領の公式(政策)公約とはどのようなものでしょうか?それを順にご説明していこうと思います

まず、トランプ政権が「小さな政府」を標榜する政権であることを説明するうえで、非常に重要な公約をご紹介します

①Using Impoundment to Cut Waste, Stop Inflation, and Crush the Deep State

①予算押収権限を利用し、無駄を削減し、ディープステートを破壊する

アメリカ大統領というのは、一般にはとても強い権限を持っていると思われておりますが、実は予算を組む権限を有していません

アメリカ合衆国の予算を作る権限は、基本的に下院と呼ばれる議会にあり、大統領の役目は議会の作成した予算の通り行政権を執行することです

しかしながら、トランプ政権がもし、「この予算は無駄遣いだ」と思ったときはどうすればよいのか?

それが、大統領に与えられていると言われている「予算の差し押さえ」という予算押収権限です

この大統領権限は最近使われておりません

 

というのも、1974年、議会で決議された「1974年議会予算・押収管理法(通称CBA)」によって

大統領のこの権利が強く制限されてしまったからです

ですが、合衆国憲法上、議会が予算を作る権限は変わらないものの

「大統領には予算を拒否する権限がある」という解釈は、正当な憲法学者が一様に認めるものでした

トランプ政権は、この大統領による議会予算の一部差し押さえの権限を復活させると公約に掲げています

実際、トランプ氏はこのように語っています

“Very simply, this meant that if Congress provided more funding than was needed to run the government, the President could refuse to waste the extra funds, and instead return the money to the general treasury and maybe even lower your taxes, although we did give you the biggest tax reduction in history, and the biggest regulation reduction in history, two things I am very proud of."

「簡単に言うなら、議会が政府運営に必要な額以上の資金を提供した場合、大統領は余剰資金の無駄遣いを拒否し、代わりにその資金を国庫に戻し、それによって税金を下げることもできるだろう。しかしながら、我々は歴史上最大の減税と最大の規制緩和を実現した。この二つを非常に誇りに思っている。」

“I will use the president’s long-recognized Impoundment Power to squeeze the bloated federal bureaucracy for massive savings. This will be in the form of tax reductions for you. This will help quickly to stop inflation and slash the deficit."

「私は、大統領権限として長らく認められてきた予算差し押さえ権限を使い、肥大化してしまった連邦官僚機構を圧縮して巨額の節約を図る。これは皆さんにとって減税という形になるだろう。これはインフレを速やかに止め、財政赤字を削減するのに役立つだろう。」

 

最後に、上記のことに加えて、トランプ政権の公約としてこのように言っています

私たちにとって同様に重要なのは、資金押収を復活させることで、ディープステートを壊滅させ、(ワシントンの)沼地を干拓し、戦争屋たちを飢えさせる重要な手段が得られるということです。

戦争屋たちは、あらゆる場所で戦争を望み、人を殺すことが大好きなのだ。だからこそグローバリストたちを政府から追い出すのだ。

私たちは戦争屋とグローバリストを政府から追い出すつもりです。差し押さえによって、私たちは簡単にお金を止められるのです。

 

こういう公約を掲げている事、日本ではあまり知られていませんね

次回もまた、トランプ政権の政策公約についてご紹介します

 

それではまた

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