goo blog サービス終了のお知らせ 

安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

及川幸久さんの新刊とウクライナ問題の本質

2022-04-05 03:20:55 | 政治
相変わらず及川幸久さんの情報収集能力の高さに敬服してしまいます
紹介するまでもないかもしれませんが、新しい及川さんの動画をどうぞ

2022.4.4【ウクライナ】ウクライナ に侵入したスペイン人ジャーナリストの勇気ある現地報道【及川幸久−BREAKING−】

前回、ウクライナの新興財閥(オリガルヒ)のリナト・アフメトフ氏とアゾフスタル製鉄所についてご紹介しましたが
これを紹介したのは意味があります。。。前回やめておいたのは、長くなりそうだったので。。。

及川さんの新刊本は、とてもいつもの及川さんらしくない発言で満ち溢れています
なんというか、普通の人から見れば「ぶっ飛んだ人」としか思えないような内容で。。。つまり
「世界の裏の姿はこうなんだ」と単なる陰謀を語っているような、そんな感じにみられる可能性があり
いつも証拠を上げて説明して下さる及川さんにすれば、そうとう突っ込んだな。。。という印象です
具体事例は上げているものの、いちいち証拠を説明していませんので、回りくどくなくストレートで、情報量としては盛りだくさんです

その中で及川さんが「アメリカの短期戦略は成功することもあるが、長期戦略は常に失敗する」と述べているんですね
確かにその通りなんですが、その理由を私なりに深く考えてみたとき、やっと合点がいく答えが見つかったわけですよ
人は自分で深く考えて結論を出さないと、本に答えが書かれている事でも、答えを見過ごしてしまうことがあるんです
私が気が付いた「アメリカの長期戦略が常に失敗する理由」とは、こういうことでした
「アメリカ政府の奥にいる人たち、政府に強く影響を与え動かしている人たちは、”アメリカの国益なんかまったく考えちゃいない”」
ということでした。。。いまさらながら、ここに”完全に”合点がいったわけです、「なるほど」とね
いままでは半信半疑だったんです

今回のウクライナ問題もね、黒幕と言うか、ロシアを戦争に引き込んだのはアメリカであることは間違いありませんが
そのロシアを引き込んだ理由は「アメリカの国益」ではなくて「彼らの利権」であり「彼らの利益」なんですよ
そう考えた時に、なんでアメリカがこんなつじつまの合わないことをやっているのか、それが理解できました

今回のウクライナ問題も、彼らディープステートにとっては、ロシアが勝とうが、ウクライナが勝とうが、結局どっちでも良かったわけです
彼らは短期的に莫大な利益の出ることしか考えていない、ということです

プラン1 ロシアが負けた場合
もし、ロシアが西側のメディアプロパガンダで完全に孤立し、経済制裁に膝を屈してしまえば
プーチンを引きずり降ろしたあとNATO傀儡のロシア大統領を据え
国営化していたガス会社などを民営化して、西側のオリガルヒが入り込んで利権を奪い取ってしまう腹でしょう
民主化と称して、経済を自由化してしまえば、あとはやり放題になります。。。これが彼らの得る莫大な利権・利益

プラン2 ウクライナが負けた場合
これは彼らにとって2番目の案でしょう、多分、ロシアは経済制裁に屈すると思っていたはずですが、逆の場合もしっかり保険をかけています
いまディープステートが取り組んでいるのは、このプラン2だと思われます
彼らは西側の主要メディアを完全に掌握しています、なので、プロパガンダ映像を作り放題であり
「ロシアが非道を繰り返している」、「ウクライナが反撃して押し返している」、「ロシアの分が悪い」、「ロシアが経済制裁で負ける」
こうしたことをメディアと広告代理店とを使って繰り返し報道させ、世界中に信じ込ませようとしています
今、アメリカの大手銀行JPモルガンやゴールドマンサックスなどが、ロシアの石油大手ガスプロムなどの株をひそかに買い集めているようです
その理由は明白で、ロシアが負けていると市場に信じ込ませ、株を手放させ、株価が暴落したところで買い
ロシアが勝ったことが世間に知れ渡って株が高騰したら売る。。。つまり、メディアを使って株価操作しているわけです
もう一つ、世界にロシアが負けると思いこませる理由があります
それは、ウクライナに延々と支援を呼びかけることで、ウクライナに武器を支援することができ、アメリカの兵器産業が潤うからです
だから、アメリカは戦争を早期に終わらせたくない。。。できるだけ長引かせたいと考えているんじゃないでしょうか?

及川さんの新刊本を読むと、ユダヤ人が情報を操って資産を形成してきた歴史が紹介されています
ナポレオンとの戦争で「連合軍(イギリス)が負けた」という嘘情報(プロパガンダ)を流し
イギリス国債を暴落させた陰でひそかに二束三文の国債を買い漁り、ナポレオンが負けたことが判明してイギリス国債が高騰したところでそれを売る
つまり、昔も今も、彼ら国際金融資本と言われるディープステートのやり口はまったく同じ
情報を操り、プロパガンダを駆使して利権と利益を生み出すことしか考えていない、ということです
もし、本当にイギリス側が負けていたとしたら
彼らは国債の償還を求め、イギリス政府から復興に関係するインフラ整備などの権利や徴税権などの利権を勝ち取ったでしょう
どちらにしても、国相手に金を貸せば、取りはぐれはない訳です

しかし今回はプーチンが相手です。。。普通にやれば利権を取ることはできません、プーチンは非常に頭が切れますから
ディープステートの手口などお見通しなわけです
アメリカが長期戦略で成功しない、というのは、要するに短期的利益しか考えず、どちらが勝とうが知ったこっちゃない
という本音があるわけで、いまアメリカがこだわっているのはアメリカの勝ちではなく「民主党・ディープステートの勝ち」なのです

今回、アメリカの思惑は外れたと思いますが、その大きな理由は
彼らには守るべきものがない。。。アメリカと国民を守るという意思がなく、単に利権を守りたかっただけ
本気で戦う意思がない。。。要するに、自分たちは安全な立場にいて、お金だけ儲けたかった、利権を得たかった
という理由でしょう

今回、ウクライナはおそらく2分割され、ドネツク・ルガンスク、クリミアはロシア側に割譲されるでしょう
ディープステートは東部ウクライナの重要なオリガルヒの利権を失うことになります
そして、ドルの信用失墜というおまけもつきます
こういう見方が、ウクライナ問題の本質なのだろうと思います

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウクライナ側がドネツク・ル... | トップ | 元スイス諜報部大佐による「... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事