安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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中央銀行の陰謀って、まだ知らない人が多くて需要があるんですね

2022-05-22 01:53:05 | 政治
また及川さんが危険な動画を上げています(笑)
昔だったら、この手の動画はタブーとされ、間違いなくBANされていたでしょう
もはやロスチャイルドも、「それがどうした」ぐらいで、開き直っているのかもしれません


まだきちんと理解していない方も多いようなので、通貨発行権については、もう少し補足説明を入れてもいいのではないかと思います
私は、この通貨発行権については随分調べていて、ある程度理解しているつもりですが、それを助けてくれたのが、以下の2冊でした


左の「公共貨幣」という本は、山口薫という、元同志社大学の教授の書いた本です(前書きは試し読みできます)
なぜ元教授かというと、山口さんは、論文で「シカゴプラン」の素晴らしさを紹介してしまって
何かしらの圧力がかかって、教授を罷免されてしまったからだ、と言われています
シカゴプランというのは、これもまたアメリカではタブーとされていて、有名な言葉にもかかわらず、腫物扱いで
今では正式な研究もなされていないのではないかと思います

山口教授は、「政府が通貨発行すれば、中央銀行に金利を払わなくて済むじゃないか。。。それなら財政赤字はずっと少なくできる」
ということを、”つい無邪気に”書いてしまったんですね(笑)これがロスチャイルドがひた隠しにしたかったタブーだと知らないで。。。
このシカゴプランが、実質的に消されてしまったところをみても、学界はロスチャイルドに牛耳られてると言いますか
ロスチャイルドやロックフェラー、シフと言った、金融資本家たちが、学界に多額のお金を出しているので
彼らスポンサーの意に反するような研究は、”決して”日の目を見ない、というのが現実だと言われています

人気ユーチューバーのKAZUYA氏なんかは、この通貨発行権のことをまるで知らないようで
ロスチャイルドのことを取り上げる人を無邪気に「陰謀論者」と、レッテルを貼って喜んでいて、その情報弱者ぶりをさらしていますが
この通貨発行権をめぐる戦いは、写真の2冊目、「民間が所有する中央銀行」に詳しく書かれています

これによると、「クリスマスの陰謀」というのがあって、現行のアメリカ中央銀行FRBの設立を決めた「連邦準備法」は
1913年12月22日、アメリカ議会がクリスマス休暇に入る直前の、議員数が減った、まさにその時のどさくさに紛れて
この重要法案が議会提出され、ほとんど議論されることなく、少数の議員によって1日で成立してしまったという、まさに陰謀そのものなのです
そのへんの経緯について、「誰がどこで計画を作り、誰がそのシナリオを書いて、誰が実行したのか?」
これをジャーナリスティックに取材して書いたのが、この「民間が所有する中央銀行」という本なのです

ただ、私がこの2冊の本をご紹介したのは、及川さんの動画の補足説明のためであって
個人的には、上記2冊を読むことはあまりお勧めしません
中央銀行設立に関する物語は、当時何があったのかを理解すればそれで充分ですし、思想的に読むべき内容は、残念ながらないと思います

また、山口薫元教授の本は、まあ読んで内容を理解することは、良いことだとは思うのですが
この山口教授自身が、公共貨幣(政府が発行する貨幣)の具体的な使い方にまで言及しているわけですが
これもまた、ばらまきと社会福祉が中心的な、左派的な自論であって、若者がこの本を読むと、ちょっと悪い影響が大きいかな?
と思われるのです

通貨というものは、確かに政府が発行できるように制度を変更すれば、借入金利というものは発生しません
なので、手放しに良い事のように思うのかもしれませんが、彼ら学者は、「通貨の価値を支えているものは何か?」について
実体経済を知らないので、ほとんど無知であるわけです
通貨の価値を支えるものは、今のロシアのルーブルであれば、ロシアの持つ現物の資源(石油、天然ガス、鉱物資源、食料)ですが
その現物資源のない日本においては、その通貨の価値が何によって支えられているのか?これを考えなければいけません

これを知らない人が通貨発行権を握ればどうなるか?

この答えは、MMT(現代貨幣理論)を推進する左派論者、左派政治家が積極財政を推進する場合と、ほぼ同じなのです
日本においては、「勤勉で研究熱心な国民」が、通貨の信用を支えている、という事が分からなければ
通貨など、現実にはいくらでも発行できますけれども、発行すればするほど、その通貨の価値は下がる一方になるんですよ
通貨発行をすることで、勤勉な国民性を作ることはできないんです
勤勉な国民性を作るのは、一つには教育ですが、もっと根本的なことを言うと、宗教的な価値観に基づく倫理観と道徳です
これが欠けたままの通貨発行の帰結は、まあ、やってみればいいですが、アメリカのバイデンと同じ「バイデンフレーション」です

今日は及川幸久さんの動画に、私なりの補足を付け加えてみました、参考になれば幸いです

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