後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に関するニュースが毎日のように入ってくる。
先日の津山旅行のとき、父が新聞の投書で読んだある方の文章を引用して言った言葉が思い出された。
『若い頃はお国のために死ね(戦争で敵国と戦うため)と言われ、戦後には復興のためお国のために死ぬ気で働けと言われ、そして年寄りになった今、また、お国のために死ね(医療費増加を抑えるため)と言われ、我々は一生死ぬ気でおらんといかんのだ。』と言った。
きっと、国はそんなことを志せと言ったつもりはないだろうけれど、当の高齢者がそう感じるということは、福祉の行き届いた国とはとても言えないだろうと、悲しく思う。