大相撲夏場所。
角番(負け越せば、その地位から転落するという局面)となっていた大関 琴欧洲が初優勝!
ひざの故障に悩まされていたようでしたが、今場所は調子がよかったようですね。優勝インタビューに答える時の満面の笑顔をみて、こちらまで笑顔をわけてもらいました。
次はF1モナコGP。
日本人ドライバー 中嶋一貴がモナコでは日本人初の7位入賞!
モナコグランプリは、唯一市街地の一般道路をコースとしており、道幅が狭いのです。その中を、時速数百キロで走り抜けるF1カーの迫力と、2時間弱も走り続けるドライバーの集中力には、いつも圧倒されます。
そんな華やかな表舞台ですが、今期は、それを観客としてみることになったF1ドライバーの佐藤琢磨。スーパーアグリの撤退によって、今一番走れる状態でありながら走れなくなった無念は計り知れません。
現在モナコ在住の佐藤琢磨。小さな公国にいれば、どこにいてもF1マシンの気配を感じ、轟音が聞こえてくるでしょう。その中にいる琢磨の心の内を思うとせつなくなりました。
そして。
今日は75歳の冒険家 三浦雄一郎さんが、2度目のエベレスト登頂に成功!
皮肉なことに、一日違いの昨日、76歳のチベット人が同じくエベレスト登頂に成功したとか。このことについての心境は伝えられていませんが、きっと悔しいんじゃないかな。自分なら間違いなく悔しい。
いくら鍛え上げられた肉体とはいえ、身を削るような思いのアタックだったに違いありません。それでももしかしたら、志を果たした今すぐにも、三浦さんは、また数年後ここに(エベレスト)来ようと思っているかもしれません。
人を突き動かす原動力って、素晴らしい!
追記:5/27のラジオで、三浦さんをサポートし、誰よりも三浦さんの無事を願っている長女、恵美里さんのお話を聴きました。日本のご自宅に元気で帰ってくる三浦さんの顔を見るまでは彼女のサポートもまだまだ気を抜けず、心配という心労は続くのだろうと思うと、ほぼ同じ年の父を持つ娘の私も他人事には思えませんでした。
下山するといっても、氷に阻まれた危険な世界。どうかご無事で帰国されますように。