連休向けの催事をしているところを歩いていると、
どうやら最終日で、そろそろ撤収にかかろうとしている時間帯。
会場は、辺り一面、様々な花や葉で彩られていた。
催事ごとというのは、終わる時間があってないようなもので、
まだ大勢のお客さんが見物していた。
私もその大勢の中のひとりで歩いていると、
目の前にカラーコーンにかけられ、横たわる白黒のバーが!
撤収作業にかかるから、人が入ってこられないようにしてあったんですね。
普通にひょいっと跨(また)げば、なんのことはない高さのバーなんですが、
一応(笑)、人目を憚(はばか)って、行き止まりだ、どうしようか・・・と、
ちょっと辺りをキョロキョロと見回したのですが、
戻るのもなんだしなぁ・・・と思って立ち尽くしているところに、
バーの向こう側を、綺麗な花々を眺めながら歩く白髪の外国人のおじいさんが横切りました。
“あっ、外国の人や。”←いつまでたってもこんな感覚の人です、私。
と思ってからしばらくして、
「誰も見てないですよ。」
って声が聞こえてきて、見れば、なんとさっきの白髪の外国人のおじいさんの声。
そして、
「ジャンプ!ジャンプ!」と、
私を促すんです。(笑)
それじゃ、お言葉に甘えてって感じで、
バーを跨いでおじいさんの側へ出る。
日本語で話しかけてくれたおじいさんに向かって、
私、合掌のジェスチャーで照れ笑いを返す。
おじいさんも笑ってくれてました。
上手な日本語を話すおじいさんでした。
牧師さんかな?(外見のイメージからだけなんですが。苦笑)
とある日の出来事でした。
(画のおじいさんは、おばちゃんぽいですが・・・)
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