関東に暮らすようになって3年。
東京に出掛けることも幾度かあり、雑誌でしか見たことのない店、テレビでしか見たことのない風景を自分の目で見るのは、とても新鮮に映ります。
今度の春、連れ合いから転勤するかもしれないと聞いていたのですが、
その後音沙汰なく、どうやらもう一年ここにいられそうなことがわかると、
急に、気になっていた場所、行ったことのない場所に実際に行きたくなりました。
そして思い出したのが、プレイステーションのソフト首都高バトル。
夜の東京首都高速を、いわゆる走り屋と呼ばれる車が競うゲームです。
ゲームは得意ではないのですが、車の運転は好きなので、このソフトには興味が湧き、
以前やってみたことがあります。
そうだ、首都高速を自分で運転して走ってみよう!と思いつきました。
連休だし夜なら車もすいているだろうということで、
昼間のうちに路線図をみながら作戦を練り、
一人では極めて危険なので、連れ合い同乗のうえ、
強風の中、夕べ決行!
PM11時に自宅を出発。
千鳥町から首都高に入り、湾岸線から中央環状線へ。
ビル群のてっぺんに、赤くライトが点滅していて、
その数がとても多いので、『なんかナウシカのオームみたい』と思いつつ走行。
都心に近づくにつれ、道が狭くなり、カーブも増えてきました。
びびる私の車を尻目に、他の車はどんどん追い越していきます。
目一杯頑張っていたんですけど、メーターは常時70~80キロだったでしょうか。
カーブが来る度にアクセルを緩め、手に汗握り、心臓バクバクもんでした。
なんでみんなはあんな猛スピードで、あんな狭い道のカーブを曲がれるのか、
不思議でしょうがありません。都会っ子はすごいです。
そして、やっと予定していた南池袋PAに到着。
写真はここで撮りました。私の冒険の一ページです。
缶コーヒーを買って、しばしの休息ののち、再び本線へ。
都心環状線に差し掛かり、左回りを選択。
このあたりから、ゲームで見たのと同じ風景になり、
「うわぁ~、おんなじやぁ~」と興奮しながら走らせました。
誤解のないよう申告しておきますが、
私は走り屋でも、元走り屋でもありません。
ただ車を運転するのが好きなだけです。本当です。笑
時計はすでに12時を廻っており、立ち並ぶビル群の中に黒いシルエットの東京タワーが見えました。
そして、レインボーブリッジを渡り、お台場から湾岸線へ戻りました。
普通ならそれで帰るところでしょうか。
しかし、私は右回りもしたかったんです。
なので、辰巳JCTから深川線を通り、
また都心環状線に戻り、右回りもしてきました。
このころには少しスピードにも慣れてきました。
たぶんあと5回くらいグルグル廻ったら、一人前になれるように思います。(ホントかな)
家に帰り着いたのはAM1時過ぎでした。
今回の冒険でわかったこと。
ゲームで見た首都高は、本当の首都高とおんなじでした。よくできています。
追伸:東京ディズニーランドのシンデレラ城は夜中にもライトアップされていました。
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