75歳で世界最高峰のエベレストの登頂に成功した冒険家の三浦雄一郎さんが、無事帰国されました。
NHKニュース
75歳で世界最高峰のエベレスト、中国名チョモランマの登頂に成功し、6日に帰国した冒険家の三浦雄一郎さんが東京都内で記者会見を開き「80歳でもう一度エベレストに挑戦したい」と述べました。
75歳の三浦さんは、先月26日に世界最高峰のエベレストの登頂に成功しました。前の日にネパール人の76歳の男性が登頂したため、惜しくも世界最高齢の登頂記録の更新はなりませんでしたが、70歳のときと今回と、70代で2度の登頂成功という快挙を成し遂げました。
6日に帰国した三浦さんは、東京・渋谷区の事務所で記者会見を開き、まずエベレストの厳しい環境について「5年前よりも太陽が照りつける日が多く、標高7000メートルを超えても、太陽が出ると気温が40度以上になる。しかし、夜には氷点下50度まで冷え込み、苦しめられた」と述べました。
また、持病の心臓の不整脈を抱えての挑戦だったことについては「去年行った2度目の心臓手術の経過がよく、まったく支障がなかった」と健康面では問題なかったと振り返りました。
そして、山頂に立った瞬間について、「抜けるような空が広がり、薄雲から突き上げるようにエベレストがそびえ、その頂上で地球を見渡すことができた。これ以上の場所はないと思った」と述べたうえで、
「人間の体力はたとえ90歳になっても、あきらめずトレーニングを積めば、衰えを克服する可能性が出てくると思う。次は80歳でエベレストに挑戦したい」と次の登頂への意欲を示しました。
三浦さんは6日朝、成田空港に着いたあと、すぐに東京・築地に向かって、登頂後、ずっと食べたいと思っていたすしを20個以上食べたということです。
三浦さんは来週、病院で心臓の検査を受け、異常がなければ次の登頂に向けて少しずつトレーニングを始めることにしています。
NHKニュースより 6月6日19時27分
(読み取りやすさを考慮して段落をつけさせていただきました。)
80歳でのエベレスト登頂へ意欲を表すコメント。
やっぱりなっ、そうこなくっちゃと、エドはるみさんばりのグーをしてしまいました。
心配だけど、それ以上に、新たな願いをぜひ叶えてもらいたいと思います。
なにより、三浦さんがいつまでも輝き続けるために。