サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

トルコの音楽

2009年10月22日 | 音楽
思えば、今から10数年前トルコへ行ってからのトルコ好き。

何がいいのか聞かれても上手く答えられないけれど、ヨーロッパでも
ありアジアでもあり、そしてそのどちらでもないところがいい。

食事も美味しい。

音楽も実は昔から日本では演奏されていたりで、ある一定の年齢の人には
懐かしい音楽もあるのが実はトルコなのだ。

私も、知らないけれど江利 ちえみが歌った「ウスクダル」(すいません、
タイトルは不明です)



ウスクダルは、イスタンブールのアジア側にある町の名前。
ヨーロッパ側には、アヤ・ソフィアやブルーモスクがあります。


で、次は私が子供の頃にNHKで放送そうされた向田邦子原作の
「阿修羅のごとく」のテーマ音楽であるトルコ軍楽隊の行進曲
この映像は、ロシアの軍隊とのコラボらしい。
なんと画期的なことでしょう!!!

で、ここ10数年トルコが世界に発信しているポップ・ロック歌手が
「タルカン」
私が、トルコへ行った時は、どこもかしこも彼の音楽でイッパイの
状態。
中近東の楽器や雰囲気を上手くロックやポップに使っていたので
面白くてテープを買ってきてよく聴いていたのだけれど、擦り切れて
聴けなくなっていたのを悲しく思っていたら、最近は本当に便利。
I tuneで買えるんだよね~~。

トルコから帰ってきて3~4年ほど後にパリへ行った時、
テレビから流れてくるCMに彼の音楽が使われているのを聴いたり、
ショップで彼のCDが売られているのを見て、すごい人気があるんだぁ~
と、感心したものだ。
その後、アメリカのビルボードでも10位以内に入った。

彼は、ドイツ生まれで、音楽の勉強のためにトルコもどり、歌手デビュー。
その後、トルコで市民権を取ったけれど、兵役を拒否して国外へ。
トルコでの地震のおりに、多大な寄付をして結局罰金刑になったひとだ。
日本にいると、兵役に鈍感になるけれど、ヨーロッパもお隣韓国も
兵役のある国。
駅や空港で泣いているお母さんやおばあさんの姿を見かける。
そんな姿をみかけると、ちょっと胸がつまる。

で、神戸にいるトルコ人と話をしている時に、このタルカンの話を
すると、男性は決まって眉をひそめるのが面白い。
自分達は、兵役に行ったのに、行ってないし、おまけに「ゲイ」だから
イヤなんだそうな。(笑)

だからかどうかは知らないけれど、タルカンはアメリカに現在在住。

それでは、すこし楽しんでいただきましょう。

サッカーの応援歌なのでしょうか・・・。(このあたり不案内です)

simarik

kendi yapimim

ポップで、判りやすくてそれでいて中近東風味いっぱいです。
民族の世紀21世紀・・・ならではのヒット曲かな?