サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

神戸精養軒

2011年01月09日 | 美味しい物
今日は、親戚で新年会をかねた外ご飯。

お店は、神戸の灘区の山手にある「神戸精養軒


ここは創作フレンチのお店だけれど、年配の人でも食べることが出来るような
和のテイストも盛り込まれているお店。

いわゆる街の中心部にはないけれど、とても愛されているお店の一つ。

うちは、怪獣と姫たちがいるので、囲っていただける空間はとても嬉しい。

それに、何とも言えず落ち着ける調度なのでゆっくりといただけるのも嬉しいお店です。

で、ここのお勧めは「欧風小皿料理」
お酒が好きな人向きのお料理。
色んなものが一口ずつ20種類でてくる。



最初のお膳。
全部説明を受けたのですが、素材が牛・豚・鴨・鯵・まぐろ・エスカルゴだったことと
美味しかったことしか覚えておりません。
(生ハムメロンの生ハムが自家製だったことくらいしか記憶に残っていない・・・・。)




この間に、かぼちゃのスープが出ました。
で、2番目のお膳。
牛たんシチュー・タコのトマトソース・牛のたたきのにぎりとか・・・・・、
こちらもおいしかったことだけが鮮明に記憶に残っております。(笑)

で、最後は



今日はビーフンの椀物。
このスープがとてもおいしゅうございました。(笑)

子供用には、別メニューを適当にお願いして作っていただきましたが、
こちらは写真を撮り忘れてしまいました。

怪獣は、お正月にお母さんのおじいちゃんおばあちゃんに、仮面ライダー
オーズのベルトを買ってもらい、前回ゲットできなかったメダル
見つけて買ってもらうことが出来たので、現在11個のメダルもちに
なったそうで、とても嬉そうに報告してくれました。

でも、また春に新しいバージョンが出るんだそうで、
次回も私は走り回るのでしょうか・・・・?
ちょっぴり不安な年明けでございます。(笑)

主の洗礼

2011年01月09日 | カトリック教会
今日は、「主の洗礼」と呼ばれるミサ。
元旦は、「神の母聖マリア」で、翌日曜日は「主の公現」だった。

ヨーロッパでは、主の公現は1月6日らしいが、日本では祝日とは
ならないので一番近い日曜日にこのミサが開かれるらしい。
ちなみに、キリストの生誕から1月6日までは、長い休暇で
それぞれの地域で長い冬の楽しみとしてお祭りが開かれる時期でもあるらしい。
この間を戯曲にしたのがシェークスピアーの「12夜」なんだそうだ。

で、今日の主の洗礼。

有名なヨルダン川で民衆に水で洗礼を授けていたヨハネ(戯曲 サロメに
出てくるヨハネである)のもとにイエスが訪れ、
ヨハネから洗礼を受けるというくだりだった。

個人的には、いつも「人間のヨハネ」が「神の子イエス」に洗礼を授ける意味が
よくわからないと、思っていたけれど最近、「神の子」だと高みに
いるのではなく人の姿をして民衆の前に現れ、皆と同じように
洗礼を受け、その後の迫害や苦難をも同じように体験された・・・
ことが、キリスト教徒の受難だけでなく、人間が人として生きていくのに
かかえる様々な苦悩に向き合う「イエス」の覚悟を示すくだりなのかな~
と、個人的に勝手に解釈するようになった。

神父様曰く、キリスト教では「水」は、命だけでなく、死をも連想させるもの
(死を連想させる一番のエピソードは、旧約のノアの箱舟の大洪水で
神様が自分でつくった人間の傲慢さ等に失望して・・・というくだり)なんだそうで、
昔は、大きな浴槽のようなところに水を張って、頭まで一度もぐって洗礼を
授けていたらしい。
この儀式は、それまでの自分は死に、洗礼によって新しいものへとなる
儀礼だったそうだ。

ただし、今日はマタイの福音書だったが、マルコもルカも簡単では、
あるけれどヨハネから洗礼を受けたことを記述している。

上の二つに比べると、マタイの福音書はいささか手が込んでいる。(笑)
想像するに、神の子が人間に洗礼を受ける正当な理由をマタイが
マタイなりに探していたからかな~と、思う。

もう、教会に通い始めて数年が立とうとしているが、その時々に
感じ方が違う自分を発見し、また、それぞれの使徒がどうやって
伝えようとしたかの個性が感じられる部分にあたると、
なんだかほっとする。