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木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

コブシ マグノリアの蕊

2019-04-01 08:04:52 | 日記

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散歩道に
コブシの花が咲く
おうちがある。


この場所には
場違いだと思うが
この時期
垣根から道路に
はみ出している花を
毎年撮らせてもらっている。


木曽にも
大きなコブシの木が
たくさんあって
4月下旬から
5月の連休にかけて
花を楽しんでいる。

(2017.5.4撮影)

山に春を告げる花が
タムシバで
里に春を告げる花が
コブシ。


この花が咲くと
農作業を始めたことから
田打ち桜
種まき桜とも
呼ばれる。


コブシの蕊を見ると
特徴的な顔をしている。


雄しべと雌しべが
たくさんあり
らせん状に
配列されている。


雌しべはらせん状に
見えるが雄しべは
根元からかたまって
生えているように見える。

(ホオノキの蕊)

同じ仲間の
ホオノキで見ると
その生え方が
よく分かる。

(ホオノキの蕊 雄しべが落ちている)

葉から進化して
花ができたと
考えられているが
マグノリアの蕊には
らせん状につく
葉や枝の特徴が
残っていると
言われている。


これが
モクレン科の植物が
原始的だと
言われる所以です。

(シデコブシの蕊)

花の蕊が
大好きなのですが
特にモクレン科の蕊は
ほれぼれしてしまいます。