木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

カリン 菴羅樹(あんらじゅ)の花 

2019-04-05 07:56:39 | 日記

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散歩道の
カリンの花が
咲きそろいました。

(雄しべしかない雄花)

3月22日に
カリンの蕾が
膨らむと言うことで
ブログをアップしています。

(雄しべしかない雄花)

あれから2週間近く
寒かったせいもあって
時間がかかりましたが
ようやくです。

(雄しべしかない雄花)

小さい木ですので
花数は多くありませんが
可愛い花を
つけています。

(雌しべと雄しべの揃った両性花)

写真を撮っていますと
雌しべも雄しべも揃った
両性花が少ないです。

(雌しべと雄しべの揃った両性花)

確認したところ
30個ほどの花の内
両性花が3個だけ
あとはすべて
雄しべしかない
雄花でした。

(雌しべと雄しべの揃った両性花)

雌しべの有る
実のなる可能性のある
花が十分の一とは
とても少ない気がします。


幼木だからなのか
大きな樹でも
こんな感じなのかは
確認できていません。


先日奈良の中宮寺に
お参りに行きました。


中宮寺の庭に
カリンの木があり
「菴羅樹(あんらじゅ)」と
名札がありました。


菴羅樹について
調べてみますと
菴羅樹とはカリンの
別名だとありました。


日蓮上人のお言葉に
「菴羅樹の花は多くさけども 菓になるは少なし」
とありますので
果実のできる
両性花が少ないのも
納得かもしれません。
(法華宗のホームページより)