木曽Now2

木曽の自然と大阪の自然を日記風に

ヒメマツヨイグサで 再度実験

2019-07-26 07:41:22 | 日記

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先日
アカバナユウゲショウの
種子散布は
雨滴散布だと言う
ブログを載せた。




結構反響があって
コメントだけでなく
メールまでいただいて
恐縮している。


その折
マツヨイグサの仲間も
雨滴散布植物ですと
記載してあったので
実験をやったのだが
果実が開かないのは
どうしてなのだろう?
と知り合いから
メールをいただいた。


実は
マツヨイグサの仲間で
この種の実験は
やったことが
なかった。


自分の目で
確かめたこと以外は
記載すべきではない
と思ったが後の祭り。


そこで梅雨が開けて
晴れが続いているので
ヒメマツヨイグサの
果実で再度実験を
することにした。


今回は本格的に
三脚でカメラを固定し
バックの処理も考えて
写真撮影した。


100均のスポイトで
水を1滴垂らすところから
スタート!


果実の先端についた
水は徐々に
果実に吸い込まれていく。


すると4弁の内
2枚が開き始めた。


見る見る開いていく
内側には種子が
びっしりとついている。


ほぼ2弁が
開き終わると
反対側の2弁が
開き始めた。


結構早い!
目に見えて開くのが
分かる。


4弁すべて
開くのに
3分50秒しか
かかっていない。


続けて雨粒が
落ち続けていれば
種子は確実に
雨に流されて
散布されるだろうと
予測できる。


この実験をしてみて
水滴で開かなかった原因は
果実が熟していない
乾燥が不十分
と言うことが考えられる。


この結果を
きっちり知り合いには
メールしておいた。


数秒ごとに
シャッターを切り
この写真の5倍ほど
撮影しましたが
ピックアップして
掲載しました。