『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

ちょっと頑なと思われるかもしれないが・・・

2019-03-07 10:06:51 | 喜怒哀楽をポジティブに
火曜日は久々にいい天気だったがその後は予報どおりの雨で今も静かに
降り続いている。
天気はまもなく回復し、明日明後日は晴れるようだがその後はまた
雨、晴れが繰り返されるとのこと。

気温が少しずつ上がってきているのか風もないためかそれほど冷たい雨と
いう感じはしないが霧雨状態でも体にしみ込んでくるような気がする。

雨が降ったり晴れたりを繰り返すこの天候を妻が『三寒四温』と言ったが・・・
私は例によって(?)待ったをかけた。
(私は他の人たちには強烈に言わないが妻や家族にはけっこう厳しく指摘するので)

私が教わった『三寒四温』は寒い日が三日ほど続き、その後四日ほど温かい日が
続いてまた、三日間ほど寒くなり、そしてまた温かい日が四日ぐらい続くという
1週間位のサイクルで繰り返す気候だったと思っていたので・・・。

そしてシベリア気候の影響で主に中国や朝鮮半島に冬に現れるものだったと思う。
太平洋高気圧が張り出す日本の冬ではあまり現れることがなく、春先によく似た
今回のような天気が繰り返されることがあるので妻も間違ったのかな?と思って・・・。

いま、あらためて我が家で使っている4種類の辞典で『三寒四温』を調べてみた。
【広辞苑】
三日ほど寒い日が続いた後に四日ほど暖かい日が続き、これを交互に繰り返す現象。
中国北部、朝鮮などで冬季に見られる。
【三省堂の国語辞典】
三日間ぐらい寒くて、次の四日間ぐらいが温かいことが繰り返されること。
【三省堂の新明解国語辞典】
三日間ぐらい寒くて、次の四日間ぐらいが温かい天候(が繰り返されること)。
【旺文社の国語辞典】
三日間ほど寒くて、次の四日間ほどは暖かいといった気候の型。
高気圧と低気圧がたがいに起こり、寒冷前線と温暖前線とが交互に通過するために
起こる現象・・・冬。

・・・ということで冬に起こる現象とはっきり示しているのは「広辞苑」と
「旺文社の国語辞典」だったが・・・

ネットで検索してみると日本ではよく似た現象が春先に起きるので一般的には
『春先の気象の状態を指す言葉』として使われることが多い・・・という説明もあったが
正しくはやはり冬に使う言葉であるらしい。

言葉としては『冬の言葉』であっても日本ではそういうことがあまり見られないので
「寒い中に時々暖かい日がある頃」を指す言葉として徐々に定着してきたらしい。
こうしてみると元々の意味と普段使われている言葉の意味が違っても最近よく言われる
「言葉は時間とともに変わっていくもの」とでも理解した方がいいのだろうか?

私は「言葉は時間とともに変わっていくもの」という意見には否定的で、言葉はやはり
正しく(?)使いたいと思う。
だから私は『全然』についても「全然大丈夫」「全然いい」「全然美味しい」などという
使い方には反対で『全然』はあくまで否定的な場合に使うべきだと頑なに思っているので
『ちょっと頑固なじじい』と思われるかもしれない。







コメント
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