『いつも、いつでも元気炸裂!』

どんな環境やどんな状況でも、どんな人とでも明るく元気な笑顔で交流するよう心がければ自他ともに更に元気な心が増幅します。

内掛けハンドルはかっこも悪いしデメリットだらけ・・・

2019-05-08 07:14:05 | 喜怒哀楽をポジティブに
今日も狭い道路の信号のない交差点で若者の内掛けハンドル(逆手)の姿を
何度も見た。
中には本当に若い女性もいたが何故内掛けハンドル操作をするのだろう。

危険防止のためにも教習所では絶対に教えない筈の『内掛けハンドル』をあんな
若い人たちが何故?・・・

私たちが免許を取った時代はパワステがなかったので、荷物を積んだトラックは
もちろん、乗用車でも低速でコーナーを曲がる時や駐車場内での切り返しの為の
すえ切りなどには内掛けハンドルが効果を発揮したこともあったが、もうすでに
何十年も前からパワステが装備されるようになり、現代はどの車にもパワステが
標準仕様・・・という状況である。

か弱い非力な女性にも楽々と操作できるパワーステアリングには全く必要が
ないし、むしろ危険な『内掛けハンドル』

教習所では両手の外掛けハンドルでやっていて内掛けハンドルが危険であることを
聞いてもいても免許を取ると必要のない内掛けハンドルを使うのにはいろんな
理由があるらしい。

子供の頃から親の運転する姿をみていたのでついつい・・・というものや
『内掛けハンドル』はかっこいいから・・・などという呆れたもの、そしてその
一例として親の様子を見て育った若者(男)が免許をとり、その恋人や同乗した
若者たちがその間違った「かっこよさ」を真似て悦に入ってるというもの。

下記のような例を具体的に説明するなどして行政もマスメディアも内掛け
ハンドルの危険性やデメリットをいろんな機会にもっともっと広め、法令にも定め
違反扱いなども検討すべきではないだろうか?

内掛けハンドルで操作していると子供の飛び出しなどいざという時に素早い
ハンドル操作が出来ないので事故を避けられない。
危険回避のためのクラクションもならせなくなる
(クラクションは周囲にいる歩行者や車に自分の存在を知らせ、危険を察知してもらう
ためのものであり危険を避ける以外の目的では鳴らしてはいけない)

段差や乗り上げ時などでタイヤが急回転した場合に腕をひねったり骨折に
繋がることがある。

内掛けハンドル中にエアバックが開くと腕や顏などに大怪我をする恐れがある。
ハンドルをきりすぎることで乗り上げてしまったり、内側のタイヤやホイールを
こすってしまうリスクがあがる等々。

自動ブレーキや各種センサーを使用した車の安全装置は更に開発改善
されていくだろうが、「車は人が運転する・・・」という基本は変わらないのだから
車に乗ったら決してハンドル操作を軽んじてはならない。

『内掛けハンドル』は決して「かっこいいもの」ではなくむしろ「かっこわるい」
ものだと言いたい。
内掛けハンドルをやっている人たちは何の問題もないと思っているかもしれないが
それはそういう場面に遭遇していないだけで、常に危険が潜んでいることを
認識してほしいと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする