先日天気予報のコーナーで『蛙始鳴(かわずはじめてなく)』のことばを知った。
一般的によく知られている『二十四節気』の『立夏』を更に5日ずつの三つに分けた
初候、次候、末候の初候部分の名称であるとのこと。
そしてこの『二十四節気』のそれぞれを三つに分けた『七十二候』という言葉も
あまり詳しく知らないまま久しぶりに耳にしたような気がする。
半月ごとの季節の変化を表す二十四節気を5日おきに分けて気象の動きや
動植物の変化を知らせるという七十二候はいずれも中国で作られ、二十四節気は
昔のものがそのまま使われているが七十二候は江戸時代に日本の気候風土に
合うように改定されたもので『気候』という言葉はこの『節気』と『候』からできたもの
だということも初めて知った。
緑の風薫り、過ごしやすいこのいい季節、今日以後の今月の名称を調べてみると
二十四節気『立夏(りっか)』の
5月10日頃が『蚯蚓出(みみずいずる=ミミズが地上に出てくる頃)』
5月15日頃が『竹笋生(たけのこしょうず=筍がでてくるころ)』
二十四節気『小満(しょうまん)』の
5月21日頃が『蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ=蚕が桑の葉を盛んに食べ出す頃)』
5月26日頃が『紅花栄(べにばなさかう=紅花の花が咲きほこる頃)』
5月31日頃が『麦秋至(むぎのときいたる=麦の穂が実り始めるころ)』だった。
『麦秋至』の説明に「秋」は実りの季節を表し、穂を揺らす風は「麦の秋風」という
言葉があったが麦の穂が実り始める光景が目に焼き付くようで、日本語の美しさを
再認識させられた。
七十二候には都会での日常の暮らしでは見かけることが少ない事象もあるようだが
今後も時々この七十二候の奥深い言葉に触れて季節の移ろいをしっかりと
感じてみたいものである。
一般的によく知られている『二十四節気』の『立夏』を更に5日ずつの三つに分けた
初候、次候、末候の初候部分の名称であるとのこと。
そしてこの『二十四節気』のそれぞれを三つに分けた『七十二候』という言葉も
あまり詳しく知らないまま久しぶりに耳にしたような気がする。
半月ごとの季節の変化を表す二十四節気を5日おきに分けて気象の動きや
動植物の変化を知らせるという七十二候はいずれも中国で作られ、二十四節気は
昔のものがそのまま使われているが七十二候は江戸時代に日本の気候風土に
合うように改定されたもので『気候』という言葉はこの『節気』と『候』からできたもの
だということも初めて知った。
緑の風薫り、過ごしやすいこのいい季節、今日以後の今月の名称を調べてみると
二十四節気『立夏(りっか)』の
5月10日頃が『蚯蚓出(みみずいずる=ミミズが地上に出てくる頃)』
5月15日頃が『竹笋生(たけのこしょうず=筍がでてくるころ)』
二十四節気『小満(しょうまん)』の
5月21日頃が『蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ=蚕が桑の葉を盛んに食べ出す頃)』
5月26日頃が『紅花栄(べにばなさかう=紅花の花が咲きほこる頃)』
5月31日頃が『麦秋至(むぎのときいたる=麦の穂が実り始めるころ)』だった。
『麦秋至』の説明に「秋」は実りの季節を表し、穂を揺らす風は「麦の秋風」という
言葉があったが麦の穂が実り始める光景が目に焼き付くようで、日本語の美しさを
再認識させられた。
七十二候には都会での日常の暮らしでは見かけることが少ない事象もあるようだが
今後も時々この七十二候の奥深い言葉に触れて季節の移ろいをしっかりと
感じてみたいものである。