二十四節気『啓蟄』を過ぎ、いよいよ春・・・という今日の
天気予報によると今日から隔日で晴れと雨が繰り返されるようだ。
この啓蟄の初候『蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)』も
次候の『桃始笑(ももはじめてさく)』もその意味を知ると
その漢字と共にその映像や光景が浮かび、日本人としての
喜びを強く感じる。
冬ごもりをしていた虫たちも寒さに耐えていた花のたちも
臆することなく堂々と出てきたり、その可愛く綺麗な蕾を開き
私たちを楽しませたり、感動を与えてくれたりしてほしいと思う。
まもなくコブシも他の花よりも一足早くほのかな香りと共にその
白い姿をこずえにいっぱい咲かせてくれるだろう。
下からコブシの花越しに見る青空はまた格別である。
政治不信、新型コロナウィルスから一時的にでも考えや心を自然界に
移し、少し「ほっ」とした後、またしっかり考え、行動するということで
私も暖かく、光り輝く希望の春に臨みたいと思う。