MC68000 Maniacs!
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JUDGEMENT SILVERSWORD」は,2001年開催のワンダーウィッチのソフトウェアコンテスト「WWGP2001」でグランプリを受賞した,ワンダースワン向けの縦スクロールシューティングゲームです。「-Rebirth Edition-」は,コンテスト版に対し 敵キャラおよびステージの追加,難易度設定の追加,獲得スコアの蓄積で様々なカスタマイズ設定が可能になる「やりこみ要素」の追加など 大幅な改良を加えた,公式のアップグレード版にあたります。2003年に(有)キュートから製品化されました。

ワンダースワンの特徴ともいえる「縦画面プレイ」が採用されており,本体を縦に持ってプレイします。「PSP」にも縦画面のシューティングゲームがいくつか存在しますが,そもそもボタン類の配置が横向き用なので プレイには必ずと言って良いほど違和感が伴います。その点,ワンダースワンは 縦画面状態を考慮した特殊なボタン配置(左側に十字ボタンが2組ある)が成されているため,プレイ時の違和感はほとんどありません。TFT液晶を採用した「SwanCrystal」を使用すれば,残像感もほとんどなく携帯ゲーム機とは思えないほど快適にプレイが可能です。唯一の障害は「バックライトが無いため 画面が非常に暗い」こと。十分に明るい場所でプレイしていても,光の反射具合で見辛くなってしまうため,シューティングゲームのプレイ環境としては あまり良いとは言えないのが 正直なところ。

でも,それだけの理由で見逃してしまうのには ちょっと惜しいゲームなのです。
これをプレイすると当時のワンダースワンが持っていた「可能性」の大きさが解ります。

ゲーム内容は スタンダードな縦スクロールシューティングです。前方集中型と広範囲型の2種類のショット,および,時機前方を防御するシールドを使い分けつつ,全30ステージを戦います。ステージをクリアする「速さ」に応じてタイムボーナスが入るシステムになっている他,敵(敵弾)を断続的に攻撃し続ける事で得点の倍率が上がるなど,スコアアタック要素が多く詰め込まれているのが嬉しいところ。戦略的にはシールドの使いどころが非常に重要になります。シールドはゲージ制でボタンを押している間だけ発動し,被弾するとゲージが減るシステム。シールドを外すと減った分は自然回復します。昨今のシューティングの「弾幕」とまでは行きませんが,敵機はかなりの弾数を撃ってくるので,弾に囲まれたら迷わずシールド・・・と考えていた方が良さそうな感じですね。

ワンダースワンのボタンは 非常に「押しが深く」操作がし辛いので,
細かい操作で弾を避けようと考えるのは やめた方がいいです。

まあ,今更ワンダースワンで遊ぼうって人もいないと思いますけどね(笑)。
正直なところ 自分もこのソフト以外は持っていません。(≧∇≦)

お薦めがあったら教えて下さい。


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