MC68000 Maniacs!
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我慢できず,結局「8GBメモリースティック」を買ってしまいました(笑)。

現段階ではソニー純正品しか存在しない容量なので選択肢は皆無。懸念されるのはアクセス速度の遅さですね。PS1や UMDのソフトを ISOイメージ化して起動しようと考えた場合,ある程度のアクセス速度が要求される訳ですが,ソニー純正の8GB製品は,他の製品のように「xx倍速」的な説明が全くありませんので,確実に「遅い」と考えられます。実際に測って比較したことは無かったので,PSP(カスタムファーム)用ベンチマークソフト「blackSPEED」を使用して手持ちのメモリースティックの速度を比較してみました。

【メモリースティックのアクセス速度比較】

 ※前提:3.71 M33-4導入の PSP-2000にて測定を実施。

 ○SONY純正 8GB
  read : 10.9403 MiB/sec (Blocksize 1024.0k)
  write : 10.1949 MiB/sec (Blocksize 1024.0k)

 ○LEXAR製 2GB 「Lexar MSDP2GB-332」
  read : 12.8212 MiB/sec (Blocksize 1024.0k)
  write : 6.0874 MiB/sec (Blocksize 1024.0k)

 ○SANDISK製 4GB 「SDMSPD-4096-P60
  read : 15.9738 MiB/sec (Blocksize 1024.0k)
  write : 5.7510 MiB/sec (Blocksize 1024.0k)

 ○SANDISK製 4GB 「SDMSPDH-4096-903」※UltraII
  read : 15.9058 MiB/sec (Blocksize 1024.0k)
  write : 10.9513 MiB/sec (Blocksize 1024.0k)

結果は予想通り最下位(泣)。書き込み速度はそれなりに速いんですが 読み込みが遅いので ISOイメージ起動にはちょっと不向きっぽいです。昨日の記事に書いていたソフトウェアのなかでは「OutRun2006 Coast 2 Coast」に影響が出ました。コース分岐点でメモリースティックをアクセスした際,コマ落ちが発生します(1~2秒間×2回程度×全分岐点)。ゲームがプレイできない程ではありませんが,支障があるならUMDでプレイすればいいのでISOイメージ起動は断念。「Ridge Racers」には影響がないように思います。その他,PS1のゲームについてもアクセス速度の影響はなし。新たに「R-TYPE Delta」と「STARBLADEα」もチェックしましたが,こちらも同様に影響はありませんでした。

「PS1のゲーム」であれば,あまり気にせずに放り込めそうな感じです。
さすが,公式のエミュレータが入っているだけありますね。

ちなみに,UMDでは「DJMAX Portable」と「DJMAX Portable 2」が問題なくイメージ起動できます。ISOイメージのサイズが 1.5GB近くあるので,「PSP ISO Compressor」を使用してイメージを(ちょっとだけ)圧縮していますが,それでも普通に動きます。音ゲーなので影響あると思っていましたが,これはラッキー。

ディスクレス万歳! (≧∇≦)


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