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いわゆる「スーパーカーブーム」を知る世代にとっては,まさに「幻」のクルマだった「ランボルギーニ イオタ」のみを取り上げたムック本「イオタ白書 復刻版」を購入しました。昨年の9月に発売された同名書籍の復刻版になります。今年の3月23日に発売されました。以前「スーパーカーリバイバルインプレッション」というムック本を購入した際,「イオタ白書」が出たらそっちも買おう・・・と思ったのですが,結局半年以上手が出ずじまい。本日たまたま書店で見かけたため,半ば強制的に購入してきました(笑)。欲しかったのは事実なので後悔はしていません。

自分が子供の頃,スーパーカー関連の本をかなり読みましたが,どの本でも「幻」扱いだったのが「イオタ」です。ヨーロッパのモーターショーに出品されたプロトタイプカーのスペックですら詳細に掲載されているのに,「イオタ」のスペックは何故か曖昧な記載ばかり。それもそのはず。実際に生産された「唯一の実車」は,ミラノ市街を走行中にクラッシュしてしまったのですから・・・。「イオタ白書」には,このクラッシュ関する記事が,なんと当時の事故現場写真を交えて詳細に記載されているのです。イオタを知る人間にとっては「読み物」としてもかなり楽しめる内容になっていると思います。

イオタを造ったのはボブ・ウォレスという人物。彼が造った「唯一の実車」の写真ももちろん掲載されていますが,自分が真っ先に連想する「イオタ」の姿とは若干スタイルが違っています。おそらく,漫画「サーキットの狼」で潮来のオックスの愛車として登場する「イオタ」が「SVR」ベースのスタイルだったのが原因だと思いますが,今になって見てみると,実車のスタイルの方がかっこよく感じました。特にリアまわにのフェンダー形状は実車の方が秀逸だと思います。

「イオタ」をドライブできるレースゲームが出ないかなー・・・とか思っていますが,
なかなか実現しません。やっぱ実在しない車両は難しいのかな。


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