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2010年のF1最終戦アブダビグランプリは,レッドブルのセバスチャン・ベッテルがブラジルに続くポールトゥウィンで2連勝。2位にハミルトン,3位にバトンのマクラーレン勢。フェラーリのアロンソはなんと7位,レッドブルのウェバーも8位に終わり,ベッテルが大逆転でワールドチャンピオンを獲得しました。23歳134日目でのワールドチャンピオン獲得は史上最年少記録。ハミルトンが最年少でチャンピオンになった時はあまり「強さ」を感じませんでしたが,これだけ(色々な意味で)トラブったシーズンなのに,最後の4戦で3勝。しかも運まで味方に付けたベッテルには「強さ」を感じました。まさか本当に逆転するとは・・・(笑)。名手アロンソの失速はさすがに予想できませんでしたね。

アロンソは早めにピットインを行った後,下位のマシンに延々と押さえ込まれたのが非常に痛かった・・・。ウェバーを押さえ込む事に執着した訳ではないのでしょうが,今回のアロンソは「守りすぎて」負けた感じがしますね。すべてはルノーのペトロフを最後まで抜ききれなかった事でしょうか。再三コースアウトしていた姿もアロンソらしくありませんでした。ウェバーもいいところが全くなし。アロンソとともに早めのピットインを行ったのは良いのですが,中盤以降は,アロンソに追いつく訳でもなく,ただ淡々と走って8位で終わっちゃった・・・みたいなレースでした。

その点,ベッテルは単純明快。走って勝つしかない展開で,運が勝手に付いて来ました(笑)。シーズン途中でウェバーとの確執があったり,妙な凡ミスがあったりしたので,かなり嬉しかったでしょうね。この強さが来年も継続できるか・・・2011年のF1グランプリ開幕が楽しみになりました。

小林可夢偉は,ピットインを遅らせて一時は4位まで順位を上げましたが,ピットイン後に順位を回復する事ができず,最終的には14位完走となりました。しかし,年間入賞回数8回,チャンピオンシップ12位は十分評価できる結果です。チャンピオンシップでチームメイトを凌駕した事はもちろん,ペトロフ(13位)とヒュルケンベルグ(14位)を上回った事が単純に凄いと思います。小林可夢偉の来シーズンにも期待したいですね。


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