ゴールデンウィークを利用して実家訪問。石巻は久々です。
実家の家屋は昨年の震災による津波で1階部分の1m50cm程度まで浸水。2階部分がなんとか無事だった事に加え電気および水道の復旧が比較的早かった事もあって,両親は3月後半には避難所から実家へ戻り,2階で生活をしていました。かなり早い段階から家の修理を業者に依頼していたのですが・・・業者側の手が全く空かず着工できたのは冬になってから・・・。今年のお正月時点では,玄関から廊下あたりの補修が完了していたものの,居間部分は「畳なしの床板に厚手のマットと絨毯を敷いた」簡易対策の状態。風呂とトイレも修理がされていない状態でした。冬場は結構寒かったので,よくぞ「居間」として利用していたものです(笑)。先月末で内装工事の80~90%くらいは完了したとの事だったので,ちょっとだけ様子を見にいってきました。
写真を撮影した方角が全く違うので判り辛いかもしれませんが,どちらも居間で撮影したものです。
うちの居間を知っている友人たちであれば,その違いがよく判ると思います。
左の写真が昨年4月の状態。もともとは畳部屋で,キッチン(向かって右方向)とは壁とガラス戸で仕切られていました。左前方の空間が玄関になっています。正面の「柱」の色を見れば,浸水の高さが一目でわかると思います。で,今度は右側の写真。玄関方向を背にして現在の居間を撮影したものです。左正面がキッチンですね。全面フローリング化されていて,居間とキッチンの間にあった壁とガラス戸も撤去。キッチンカウンターまで設けられていて,なにやら「おしゃれ空間」になっていました(笑)。家の外装と建具類はまだ未着手の状態です。中は結構立派なのに外はボロボロ・・・。違和感ありまくりですね(笑)。
両親曰く,ここまでの補修で予算オーバーしていなければ外装も直すのだとか。
せめて建具類だけは直した方が良いと思いますよ。(≧∇≦)
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