むーらんです。こんにちは!
この写真、先日うっしーが撮ったそうです。
見せてもらった時には思わず「うぉ~!」って
叫んでしまいました。こういう姿は想像はして
いましたが実際に目にしたことがなかったのです。
清里ではニホンジカをよく見かけます。
足跡や食べ跡などの痕跡だけではなく、
シカそのものと遭遇することも少なくありません。
この辺りにはたくさんのシカが生息しています。
シカと遭遇することは数多くあれど、
この写真のような状態のシカは一度も見たことが
ありませんでした。
よ~く見ると、右のシカの角が片方なくなっていますね。
なぜ片方だけ角がないのでしょう?
他のシカとケンカして折れた?
元々1本しか生えてこなかった?
そもそもシカは1本しか生えない?
などなどいろいろ推測できますが、実はそうではありません。
シカの仲間は毎年角が生え換わるのです。
それまで生えていた立派な角を(文字通り)地面に落とし、
秋までの間にまた新たな角を形成します。
きっとこの写真に写っているシカは、
生え換わるために片方の角が落ちたところだったんでしょうね。
この写真からも分かるように、2本同時に落とすのではなく
1本ずつ落としていくんですね。
角は重いものでは1本で1kg近くもあります。
それを2本も頭に乗せて飛んだり跳ねたり走ったりしている
シカはすごいなぁと、シカの角を手にするといつも思います。
でも、シカにとってはそれが当たり前なので、
きっとどうってことないのかもしれませんね。
…とすると、逆にこのシカのように、片方なくなっちゃったら
バランスが悪くて肩がこっちゃうかもしれませんね!