おはようございます
今日も素敵なお天気
今日のお弁当
・青椒肉絲
・煮物
大根 にんじん 揚げ
・ミニトマト
・アスパラお浸し
・くるくるカニカマたまご焼き
・のりたまごはん
・玉ねぎ+豆腐+トマトサラダ
・清見オレンジ
・日向夏
さてさて、今日から熊野古道・小辺路の記事です。
御存じでない方もたくさんおられると思うので…ちょっとだけレクチャー。
熊野古道とは、日本で唯一、世界遺産になった道です。
平安時代、京都から天皇が熊野三山(熊野本宮大社 熊野速玉大社 熊野那智大社)へ参詣した道で、
室町・江戸時代になると、庶民も参詣に歩いた道なんです。
熊野古道の中にもいろいろな道があって、私と夫の歩いた小辺路は弘法大師さんが開いた聖地高野山から熊野本宮までの道。
そして他には。
中辺路は、紀伊田辺~熊野本宮~熊野速玉大社または熊野那智大社。
大辺路は、紀伊田辺~紀伊勝浦
紀伊路は、大阪天満~紀伊田辺。
伊勢路は、伊勢神宮から熊野本宮または速玉大社を目指す道です。
まず私達は、5/1会社を出て新幹線で大阪へ。そして南海線沿いにある叔母の家で前泊。
翌日から3泊4日で1000mの標高差を3つ越え毎日登山して、約70km歩いて熊野本宮を目指します。
実は私は、ずっと体調が悪くて、だるさや頭痛、めまいなどがあり、食欲も落ちて
体重減ったり。。さらに坐骨に痛みが。
必死にリハビリして坐骨はだいぶ良くなったし、体調のことは何とかなると決行。
それでも大阪へ向かう新幹線の中で、ずっとふくらはぎや頭を揉んで、ようやく気分は良くなりました。
小辺路をどうしても歩きたいという気合ですね…。
さて、8時頃叔母の家に到着~
叔母の作ってくれた夕食

叔母の人柄そのものの、とっても優しいお惣菜の数々。
しかも、翌朝早く起きてくれてお弁当まで持たせてくれました。
ありがとうございます
Nお姉ちゃん
どれもこれもとっても美味しかったでーす
南海電車

6時半に出発して、電車はどんどん鄙びた風景へと…。天空の村?

この湾曲したホームがかっこいい~
大阪から少し離れただけで、こんな風景が見られるなんてびっくりでした。
ロープウェイ

ロープウェイ、バスを乗り継いで…。
金剛峰寺


真言宗大本山ですね。
本当は奥の院まで見たかったんだけど…今回は小辺路がメインなので我慢です。

でも高野山は、お寺の町。清々しい町並みです。
根本大塔でご朱印を貰って。

マニ車

ちょっと重いけど、ぐるぐる回して楽しい~
ここで、叔母の作ってくれたおにぎりを食べて


お寺の町を歩きながら、コンビニで飲料などを買って、観光情報センターでスタンプを押したりして
こうや君

さぁいよいよ出陣
キャーわくわくする

まずは、千手院橋のバス停から。

この辺りはまだたくさん人の手の入ったお花が見られました。

さぁいよいよ山道へ


ここまではほぼ平坦で楽勝~!なんて思っていたのですが。
どんどん下って行く道。
え~下るってことは登るってことだよね?
この辺りは、昔人が住んでいたみたい…。

下りきると赤い橋。

ここからの登りがきつかった…と

誰かが作ってくれた荷物置き場。きっとこの辺りで暑くなって服を一枚脱ぐときに荷物を置くだろうと。
優しい人の心に触れて感激~
民家の前を通って東屋で休憩
と、怪しかった雲から雨がポツポツ降り出してきました。

でも林の中なら傘を差さずに済みますよ。ラッキー

ところが。
高野龍神スカイライン
車道が走っていて、ここは傘をさすしかないですね。

こんな看板も。
小辺路を歩く人、結構いるのかな…。
今まで人には、たった一人しか会っていませんが
と、外人さんのカップルが、向こうからレインウェアを着て歩いてきました。
道路の反対側ですが、挨拶して通り過ぎます。
おや。ここは…。

めまぐるしく奈良県と和歌山県の表示が。この辺りは奈良県と和歌山県の境目のようです

タイノハラ林道を歩いて、ようやく東屋。

もうお腹ペコペコ~
景色はこんな感じ

本当はもっと山並みが美しいのでしょうけど…。まぁこれでもOK
叔母の作ってくれたお弁当

わ~い
美味しそう
正直、tontonは坐骨の痛みが出て、痛みとの戦いが始まっていました。
まだまだ先は長いと言うことで。パララパッパラ~
ロキソニンテープ~
(ドラえもん風に読んでね
)
テープを貼って、さぁレッツゴー
車道と林道を行ったり来たり。
坐骨の痛みはロキソニンテープのお陰で随分楽になりました!鎮痛効果が素晴らしい頼れるテープです

なんと、ここに鎮座していた仏様が、何かの展示会のため貸し出し中とか…。
ただでさえ、小辺路は仏様が少ないのに…。
おお、ようやくゴールが近づいてきた模様。

やっと里へ降ります。

ここで宿に電話して迎えに来てもらうことになっているのですが…。

電話はどこかな?もちろんこの辺りは携帯は繋がりません。
あったー

ダイヤル式。ジーコロジーコロ、久々に回しました。ちょっと緊張しましたよ
かわらび山荘

到着ー
。ふー。無事に着いて良かった。
でも今日が小辺路の中で一番楽な行程なんですけどね。
山荘の人が温泉へどうぞと、近くのホテルまで車で送ってくれました。

貸切でーす
しかも泉質が源泉かけ流し
最高でしたー
ホテルでビールを一杯飲んで休んでいると、山荘の人が迎えに来てくれて
夕食

アマゴの塩焼きにイノシシのお鍋。

正直、tontonはイノシシって好きじゃないんだけど。
全然、臭みがないっ!美味しい~
とばっくばく。
先日までの食欲のなさはいったい…。
そして、この日、同宿となったTご夫妻が隣の席に。同じく小辺路を歩いています。
彼らは、中辺路も歩いたことあって、紀伊路も歩いているんだって。
私達が、中辺路を歩かずにいきなり小辺路を歩いていると知って、驚かれてしまいました。
メジャーな中辺路から歩く人が多いのですって。
そして私達の知らない、熊野古道とスペインのサンティアゴデコンポステーラ巡礼路が
一緒になったスタンプ帳のことやらいろいろなことを教えて頂いて。
しかもスタンプ帳までくださって
私の憧れ、サンティアゴデコンポステーラの話やら、中辺路や小辺路の話。
さらに宿のおばあちゃんや息子のご主人も交えてすっかり盛り上がってしまいました。
楽しく美味しい夕食でしたー
そして爆睡
この日は、高野山を朝9時13分に出発、大股の公衆電話に到着したのがちょうど3時でしたから
6時間弱ですね。
参考コースタイムは、6時間40分だからいい方かな。
そして歩行距離は、18km。
標高差 登り400m 下り500mでした。
明日はさらに厳しい道のりが待っていますよ~
坐骨はどうなる…。

今日も素敵なお天気



・青椒肉絲
・煮物
大根 にんじん 揚げ
・ミニトマト
・アスパラお浸し
・くるくるカニカマたまご焼き
・のりたまごはん
・玉ねぎ+豆腐+トマトサラダ
・清見オレンジ
・日向夏
さてさて、今日から熊野古道・小辺路の記事です。
御存じでない方もたくさんおられると思うので…ちょっとだけレクチャー。
熊野古道とは、日本で唯一、世界遺産になった道です。
平安時代、京都から天皇が熊野三山(熊野本宮大社 熊野速玉大社 熊野那智大社)へ参詣した道で、
室町・江戸時代になると、庶民も参詣に歩いた道なんです。
熊野古道の中にもいろいろな道があって、私と夫の歩いた小辺路は弘法大師さんが開いた聖地高野山から熊野本宮までの道。
そして他には。
中辺路は、紀伊田辺~熊野本宮~熊野速玉大社または熊野那智大社。
大辺路は、紀伊田辺~紀伊勝浦
紀伊路は、大阪天満~紀伊田辺。
伊勢路は、伊勢神宮から熊野本宮または速玉大社を目指す道です。
まず私達は、5/1会社を出て新幹線で大阪へ。そして南海線沿いにある叔母の家で前泊。
翌日から3泊4日で1000mの標高差を3つ越え毎日登山して、約70km歩いて熊野本宮を目指します。
実は私は、ずっと体調が悪くて、だるさや頭痛、めまいなどがあり、食欲も落ちて
体重減ったり。。さらに坐骨に痛みが。
必死にリハビリして坐骨はだいぶ良くなったし、体調のことは何とかなると決行。
それでも大阪へ向かう新幹線の中で、ずっとふくらはぎや頭を揉んで、ようやく気分は良くなりました。
小辺路をどうしても歩きたいという気合ですね…。

さて、8時頃叔母の家に到着~




叔母の人柄そのものの、とっても優しいお惣菜の数々。

しかも、翌朝早く起きてくれてお弁当まで持たせてくれました。
ありがとうございます


どれもこれもとっても美味しかったでーす




6時半に出発して、電車はどんどん鄙びた風景へと…。天空の村?


この湾曲したホームがかっこいい~

大阪から少し離れただけで、こんな風景が見られるなんてびっくりでした。



ロープウェイ、バスを乗り継いで…。




真言宗大本山ですね。
本当は奥の院まで見たかったんだけど…今回は小辺路がメインなので我慢です。


でも高野山は、お寺の町。清々しい町並みです。
根本大塔でご朱印を貰って。




ちょっと重いけど、ぐるぐる回して楽しい~

ここで、叔母の作ってくれたおにぎりを食べて


お寺の町を歩きながら、コンビニで飲料などを買って、観光情報センターでスタンプを押したりして



さぁいよいよ出陣

キャーわくわくする



まずは、千手院橋のバス停から。


この辺りはまだたくさん人の手の入ったお花が見られました。


さぁいよいよ山道へ



ここまではほぼ平坦で楽勝~!なんて思っていたのですが。
どんどん下って行く道。
え~下るってことは登るってことだよね?

この辺りは、昔人が住んでいたみたい…。

下りきると赤い橋。

ここからの登りがきつかった…と


誰かが作ってくれた荷物置き場。きっとこの辺りで暑くなって服を一枚脱ぐときに荷物を置くだろうと。
優しい人の心に触れて感激~

民家の前を通って東屋で休憩



と、怪しかった雲から雨がポツポツ降り出してきました。

でも林の中なら傘を差さずに済みますよ。ラッキー


ところが。


車道が走っていて、ここは傘をさすしかないですね。


こんな看板も。
小辺路を歩く人、結構いるのかな…。
今まで人には、たった一人しか会っていませんが

と、外人さんのカップルが、向こうからレインウェアを着て歩いてきました。
道路の反対側ですが、挨拶して通り過ぎます。
おや。ここは…。


めまぐるしく奈良県と和歌山県の表示が。この辺りは奈良県と和歌山県の境目のようです


タイノハラ林道を歩いて、ようやく東屋。

もうお腹ペコペコ~

景色はこんな感じ


本当はもっと山並みが美しいのでしょうけど…。まぁこれでもOK




わ~い


正直、tontonは坐骨の痛みが出て、痛みとの戦いが始まっていました。

まだまだ先は長いと言うことで。パララパッパラ~



テープを貼って、さぁレッツゴー

車道と林道を行ったり来たり。
坐骨の痛みはロキソニンテープのお陰で随分楽になりました!鎮痛効果が素晴らしい頼れるテープです



なんと、ここに鎮座していた仏様が、何かの展示会のため貸し出し中とか…。
ただでさえ、小辺路は仏様が少ないのに…。

おお、ようやくゴールが近づいてきた模様。


やっと里へ降ります。


ここで宿に電話して迎えに来てもらうことになっているのですが…。

電話はどこかな?もちろんこの辺りは携帯は繋がりません。
あったー



ダイヤル式。ジーコロジーコロ、久々に回しました。ちょっと緊張しましたよ




到着ー

でも今日が小辺路の中で一番楽な行程なんですけどね。

山荘の人が温泉へどうぞと、近くのホテルまで車で送ってくれました。

貸切でーす

しかも泉質が源泉かけ流し


ホテルでビールを一杯飲んで休んでいると、山荘の人が迎えに来てくれて



アマゴの塩焼きにイノシシのお鍋。

正直、tontonはイノシシって好きじゃないんだけど。
全然、臭みがないっ!美味しい~

先日までの食欲のなさはいったい…。

そして、この日、同宿となったTご夫妻が隣の席に。同じく小辺路を歩いています。
彼らは、中辺路も歩いたことあって、紀伊路も歩いているんだって。
私達が、中辺路を歩かずにいきなり小辺路を歩いていると知って、驚かれてしまいました。
メジャーな中辺路から歩く人が多いのですって。
そして私達の知らない、熊野古道とスペインのサンティアゴデコンポステーラ巡礼路が
一緒になったスタンプ帳のことやらいろいろなことを教えて頂いて。
しかもスタンプ帳までくださって

私の憧れ、サンティアゴデコンポステーラの話やら、中辺路や小辺路の話。
さらに宿のおばあちゃんや息子のご主人も交えてすっかり盛り上がってしまいました。
楽しく美味しい夕食でしたー

そして爆睡

この日は、高野山を朝9時13分に出発、大股の公衆電話に到着したのがちょうど3時でしたから
6時間弱ですね。
参考コースタイムは、6時間40分だからいい方かな。
そして歩行距離は、18km。
標高差 登り400m 下り500mでした。
明日はさらに厳しい道のりが待っていますよ~

坐骨はどうなる…。
