東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
「平野甲賀」というグラフィックデザイナーをご存知でしょうか。装幀家、ブックデザイナーと表されることもあります。名前は知らない、という方も、きっとその作品のいくつかは目にしたことがあることでしょう。
▲平野甲賀氏の描き文字による装丁。我が家の本棚にもありました。
独特な描き文字による平野氏の装丁は、半世紀にわたって出版界を牽引し続け、氏が手がけた装丁は7000冊以上にも上るそうです。また、舞台やコンサートのちらしやポスターも多数手がけてこられました。
そんな平野氏の100作品が収められた電子書籍『平野甲賀100作』が出版されました。その収録作品の中から選ばれた作品が展示されているのが「平野甲賀の文字群」展 です。
展示されているのは収録作品の一部ですが、これまで書店で見たことのある装丁がいくつもあり、「あ、これも?!」と改めて思いました。
展示作品のひとつに般若心経を描き文字で表現したものがありました。般若心経では「空」とか「無」などいくつかの文字が何度も登場するけれど、造形が重複しないようひとつの文字をそれぞれ違う形で表現しているそうです。
漢字は絵。それぞれがもつ意味をデザインし表現するーーー。
写真やイラストに頼らずとも文字のデザインで見せる。そんな表現について改めて教えられました。
「平野甲賀の文字群」展は下北沢「本屋B&B」で6/2〜6/16の開催です。
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good life ☆ good design ☆ graphicmate
年史や社史の制作ならグラフィックメイトへご相談ください。
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▲平野甲賀氏の描き文字による装丁。我が家の本棚にもありました。
独特な描き文字による平野氏の装丁は、半世紀にわたって出版界を牽引し続け、氏が手がけた装丁は7000冊以上にも上るそうです。また、舞台やコンサートのちらしやポスターも多数手がけてこられました。
そんな平野氏の100作品が収められた電子書籍『平野甲賀100作』が出版されました。その収録作品の中から選ばれた作品が展示されているのが「平野甲賀の文字群」展 です。
展示されているのは収録作品の一部ですが、これまで書店で見たことのある装丁がいくつもあり、「あ、これも?!」と改めて思いました。
展示作品のひとつに般若心経を描き文字で表現したものがありました。般若心経では「空」とか「無」などいくつかの文字が何度も登場するけれど、造形が重複しないようひとつの文字をそれぞれ違う形で表現しているそうです。
漢字は絵。それぞれがもつ意味をデザインし表現するーーー。
写真やイラストに頼らずとも文字のデザインで見せる。そんな表現について改めて教えられました。
「平野甲賀の文字群」展は下北沢「本屋B&B」で6/2〜6/16の開催です。
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