グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

出張インタビュー in 名古屋

2025-01-31 16:21:08 | 中小企業の広報誌制作
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)への対応もしています。

広報誌に掲載する記事のインタビューのため名古屋に出張しました。
実は名古屋で下車するのは初めてです。もちろん新幹線で通過したことはありますが、下車することなく神戸や広島、岡山まで、ということばかりでした。

チケット予約時にはけっこう空いていた座席はほぼ満席。隣は空席のはず、と思っていたら先客ありでちょっとがっかりです。
前の席2列は友人グループなのか、朝から酒盛りが始まっていました。

熱海を過ぎたあたりからソワソワして窓の外を眺め、三島付近で富士山が見えると心の中で「やった!」
以前三島に住んでいたことがあり毎日富士山を眺めていました。そのときの富士山はこのあたりからの姿なのです。


▲三島市付近からの富士山



三島市付近では特に車内アナウンスはありませんでしたが、もう少し進んで富士市の付近では「富士山が見えます」の車内アナウンス。
これが正統派の富士山なのか。
距離が近いせいか裾野まできれいに見える富士山です。


▲富士市付近からの富士山


富士山を見たら満足し、スマホをしまってちょっと目を瞑ったら「まもなく名古屋です」え?早い!
名古屋で新幹線を降り、名鉄名古屋駅へ。ここでは「急行」「準急」「各停」などによって並ぶ場所が決められていてそれぞれ色の違うテープで並ぶ位置が示されていました。これはわかりやすい。
これは都内でも取り入れていいんじゃないでしょうか。

肝心の取材そのものについてはここであまり触れることはできませんが、取材先の社長様はじめ従業員の皆様はとても気さくで明るく気持ちの良い方々でした。広報誌の読者の方々にも参考になるような取り組みを伺うことができたので、誌面で紹介していきたいと思います。

無事に取材が終わったところでクライアントさん方と名古屋駅に戻り軽くミーティング、後にランチとなりました。ランチは事前にX(エックス)で紹介いただいた「味噌煮込みうどん」。
待つことしばし。小さな土鍋に入ったアツアツの味噌煮込みうどんが供されました。


▲アツアツの「味噌煮込みうどん」

フウフウ言いながら食べていたら、クライアントさんが「みんな、フタを受け皿にしてるっぽい」
周りを見ると確かにフタを受け皿のようにしてにしてうどんを食べています。なるほど!これで食べ頃の温度に調整するんですね。

名物の味噌煮込みうどんを食べた後は解散。それぞれ帰りの新幹線の時間までお土産など見ながら過ごします。
私はお土産も友人知人からオススメ情報を得ていたので、「初」名古屋にしては納得のいくラインナップのお土産を購入できました。


今回はSNSで繋がってる方々からいろいろと情報をいただきました。
「今度は当社に寄ってください」というご連絡もいただきました。
人と人との繋がりを大切にされていた取材先の皆さん、そして情報提供や連絡をくださった皆さん、ありがとうございました。

「初」名古屋の出張インタビューは、私自身にとっても実りあるものとなりました。

「本を借りる」だけじゃない図書館

2025-01-23 13:49:38 | 記念誌・年史のあれこれ
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)への対応もしています。

東京都港区の札の辻スクエア 4F〜7Fにある三田図書館。ここは「本を借りる」だけじゃない図書館です。
「三田図書館ビジネス活用術 & 図書館ツアー ~あなたの知らない 三田図書館の裏側(!?)お見せします~」と題したイベントが開催され、他の図書館とは一味違う取り組みやビジネスへの活用術を紹介いただきました。


▲「三田図書館ビジネス活用術 & 図書館ツアー」チラシの一部


そもそも「本を借りる」ために利用するのが通常の図書館。でも三田図書館は本を借りる人が3〜4割、それ以外の人は「本を借りる」以外のことに利用しているそうです。
それはいったい?

その理由は充実した設備にあるようです。
例えば「グループ学習室」。6歳から18歳までの子どもがグループで学習できるスペースで、机と椅子、ホワイトボードなどがあり、まるで会社の会議室のよう。3室ありますがかなり人気だそうで、我々の見学中はどの部屋も使われていました。もちろん大人用の会議室的なものもあり、それ以外にも視聴覚ブースやインターネット利用席など設備も充実!
古い映画のDVDなどもたくさんあるので、うっかりすると視聴覚ブースをずっと占領してしまいそうです(笑)

ビジネス活用としてご紹介いただいたのは
 業界紙・業界新聞…さまざまな業界から発行されている250種ほどの業界紙
 企業の情報誌…………東京商工リサーチや帝国データバンクが発行している企業情報やデータの資料
 起業や資格取得のための図書コーナー
 会社・人物コーナー…………名だたる企業の関連本、経営者の自伝 
などなど。

私が興味を持ったのは「社史コーナー」。一見するとあまり数が多くないな、という印象でしたが後から伺ったら書庫に入っているものも多いとか。
図書館のデータベースで検索して所蔵していれば閲覧できるそうです。

図書館ツアーとして書庫なども見せていただいた後の交流会では、門館長とお話しさせていただくことができました。
三田図書館は単なる図書館としての役割だけでなく、地域のハブでありたいということで、近隣企業や大学も巻き込んで地域連携にも力を入れているそうです。そこにはもちろん障がいのある方々も含まれるので、当社の「見えにくいをなくしたい」取り組みにも興味を示していただきました。

本を借りる、だけじゃない図書館。
今後は三田図書館の取り組みや施設を活用させていただくことも視野に入れ、当社のビジネスを進めていきたいと考えています。

2025年春号 ニュースレター発行

2025-01-15 17:28:55 | ニュースレター
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。グラフィックメイトでは、印刷物などのメディアをユニバーサルデザインでご提案しています。音声コード Uni-Voice(ユニボイス)への対応もしています。

当社のニュースレター「グラフィックメイトの社窓から」2025年春号を発行しました。主な記事は2024年11月の「産業交流展出展報告」と「音声コード付き名刺の読み取り検証」です。
日ごろお世話になっていながら対面でお会いする機会の少ない方を中心に郵送させていただきました。何人かの方はさっそくメールや電話で感想をくださり嬉しい限りです。

当社のニュースレターには音声コード ユニボイス(Uni-Voice)を掲載しています。このニュースレターを手に取った方のほとんどは音声コードを必要とされない方だと思いつつ、ご紹介の意味も込めて毎回音声コードを掲載しています。

ところが今回、初めてお送りした会社の社長さんから「実は社内に見えにくい者がいるが、音声コードがついているので見せられた」というご連絡がありました。記事で紹介した音声コード付きの名刺にも興味を持ってくださり、「うちも音声コード付きの名刺にすることを考えます」ともおっしゃっていました。

ビジネスにおいては見えにくい方と直接お会いする機会はあまり多くないかもしれません。営業担当など商談の窓口になる方はほとんどが「見える人」でしょうから、名刺に音声コードをつける必要性は感じないことでしょう。でも社内には見えない人・見えにくい人がいらっしゃることもあるんですね。
そういう会社の方はご自身が見える人であっても、名刺やニュースレターに音声コードがついていることに「お!」と思ってくださる。そしてそれはビジネスチャンスにつながる!かもしれません。

視覚に障がいのある方、高齢者、外国人など印刷物の内容を直接読むことが難しい方々に情報を提供できる音声コード。SDGsの「誰一人取り残さない」という理念を実現する小さな一歩だと思うのです。
小さな会社の小さな一歩。今年も続けていきたいと思います。

*「グラフィックメイトの社窓から」Web版はこちら。過去号も掲載しています。

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トリプルセブン! 六本木・龍土神明宮 天祖神社

2025-01-07 17:21:30 | 六本木探訪
あけましておめでとうございます。
東京都港区六本木の【「見えにくい」をなくしたいデザイン会社】グラフィックメイトの大里早苗です。
2025年グラフィックメイトは、「知りたいと知らせるのベストマッチング」を目標に掲げ、視覚情報を伝えるデザイン会社として情報保障の実現を目指して参ります。

さて、ビジネスの成功祈願にぴったりの場所が、六本木にあることをご存じですか。
六本木7丁目7番地7(7-7-7 トリプルセブン!)、幸運の数字が並ぶ場所にある龍土神明宮 天祖神社。商売繁盛・事業繁栄・技芸上達の神様として、商業・飲食業・女性の方からの信仰篤く、霊験効(あらた)かな「お稲荷さま」として親しまれているそうです。


▲「龍土神明宮 天祖神社」の大きな社号碑のある境内入り口。石段を登った正面に御社殿


天祖神社の創建は南北朝時代の至徳元年(1384年)に遡るそうです。品川沖から毎夜、龍が灯明を献じたという伝説から「竜灯」と呼ばれるようになり、それが転じてこの地は「竜土(りゅうど)」と呼ばれるようになったと言われています。そういえば以前「リュード六本木」というマンションがありましたが、ここから来ていたのですね。なるほど!
この故事にちなんで、神社は「龍土神明宮」とも呼ばれているそうです。


▲手水舍にも竜


天祖神社の御祭神は天照大御神。天照大御神は、事業繁栄、開運招福、厄除けなどのご利益があるとされています。境内には満福稲荷神社があり、七福神の一柱である福禄寿が祀られています。
元日から成人の日までの港七福神めぐり期間中は、毎日午前9時から午後5時まで正面の扉が開き福禄寿を拝観できます。今日(1月7日)はお姿を拝観できました!

これまで長く六本木7丁目に事務所がありながら、あまりよく知らなかった龍土神明宮 天祖神社。本殿で天照大御神に日頃の感謝と事業の発展を祈願し、満福稲荷神社福禄寿さまにも参拝。
2025年は大きく飛躍できること間違いなし!と自己暗示をかけて?邁進したいと思います。

本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

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