この子、コニワハンミョウなんだけど。
何気に捕獲して頭部正面を撮影したら、ナミハンミョウ級に美しい色彩になった。
上唇から生えている毛にぶら下がった砂が、鼻くそみたいになっているところが台無し。
土場を見つけた。
見つけたからには調べなくてはいけない。
珍カミキリとか来ているかもしれないしね。
ワクワクする。
うわ~、ド陳腐種のゴマフカミキリだ・・・。それも複数いる。
見なかったことにしよう。
産卵中のエグリトラカミキリ
この子もド陳腐種だ。
産卵中のキスジトラカミキリ
君も・・・
土場の脇に生えていた草にいたトホシカミキリ・・・他にも陳腐カミキリいました。
・・・この土場探索はなかったことにしよう。
浦河町の山奥にて撮影した謎看板(数年前にこのブログに公開済み)
写真整理していると毎回これが気になってしまう。
この「シシャモハシリ」とはなんぞや?
シシャモはあの魚を指すのか、アイヌ語の「楊の葉」という意味なのか・・・そもそもこの木はケヤマハンノキでヤナギではない。
モシリは「○○の住むところ」などの意味があるが、ハシリは調べても分からなかった。
まだ上の方に文字が隠されているのだろうか?
ん?これ、そもそもアイヌ語なのか?
シシャモハシリ・・・「死者も走り」・・・これだ!解釈するとゾンビ出没地帯ということだな!
しかもゾンビのくせに走るとは、かなり活性が高いらしい。要注意だね。
柔軟で想像力豊かな考え方が解決に導くのだ!(?)
とある探索の際、沢脇にある大きな石の下からエゾサンショウウオが現れた。
小型なので、成体となって1~2年くらいだろうか。
尻尾を高く上げ、ブンブン振りながら威嚇している。
とはいえ、どの個体もこのような行動を起こすとは限らない・・・気がする(経験上)
これって本当に威嚇しているのだろうか?
捕食者にとっては食べてくださいと、誘っているようにもみえなくもない。
前回、石狩のカシワ林内の融雪プールでキタホウネンエビ探索した際、ついでに何か珍な小型のゲンゴロウなど(5mm以下限定)がいないか探してみた。
特に多かったのはケシゲンゴロウ。
あとは・・・
コツブゲンゴロウ Noterus japonicus
陳腐種なんだって。
上の2個体:ツブゲンゴロウLaccophilus difficilis
下:コガシラミズムシ Peltodytes intermedius
両方とも陳腐種なんだって。ダメだね。
シマケシゲンゴロウ Coelambus chinensis
珍なんだって。ホントかよ?
カラフトシマケシゲンゴロウではないようだ。
セスジガムシの一種 Helophorus sp.
最初エゾセスジガムシだと思ったが、体長が4mmほどでエゾセスジガムシにしては大きい。
エゾセスジガムシなら陳腐種だ。
水中の枯れ葉とほとんど同色で、しかもゲンゴロウのようにピャンピョン跳ねず目立たないので、網に入っても気付かなかった個体がいる気がする。
数年前、たくさん捕獲したことがあるが、こんなに探しづらいものだったっけ?と思ったり。
なんだ?この貝。
殻高3mmほどの小さな白い巻貝。
下の貝の幼貝なのか?
これも白い貝で、カワニナ風。殻高5mmほど。
複数確認したので、水棲であると思われる。
貝は専門貝・・・もとい専門外なので、これが何者かわからない。
では何が専門なんだ?と聞かれると、それはそれで困る。