最北の湿地にて。
沼に近づくと先客に犬サイズの哺乳類がいた。
エゾタヌキだと思ったが、よく見るとアライグマで、こちらに気付かず一心不乱に何か洗っている。
カメラを準備していると、さすがに気付いて去ってしまった。
こんなところにもアライグマがいるとは・・・
北海道で生息していない場所は高山くらいかね。
エゾアカネかと思って捕獲したら、ナツアカネだった。
でもナツアカネは北海道RDBでは希少種。
エゾアカネも希少種・・・同等とは納得いかん。
(胸部の黒条の形状が曖昧なので、もしかすると陳腐なアキアカネの可能性もありんす)
小型のヤンマがいたので、イイジマルリボシヤンマかと思って捕獲したらマダラヤンマ♀だった。
この2種は環境省レッドリストでは準絶滅危惧種で北海道RDBでは希少種。
というか、資料にはこの地域での確認例がなかったので新産地発見か?
期待していたものとは違ったが、同等に納まるところが運がいい。
と言っても、レッドリストのランクとしてであって、個人の価値観とは全く別だけど。