エゾコバネササキリの卵を採卵してみた。
ヨシかススキか分からないが、生息地にあったこのイネ科の植物に産卵させた。
産卵させてそのまま放置させても良いと思ったが、孵化まで維持するのがほぼ不可能(理由は記してなかったが、おそらく湿度の維持とカビの問題だろう)と資料にあったので、まず葉と穂を切断(写真上)し、葉鞘に産み付けられた卵を慎重に集める。
葉鞘の内側に産み付けられた卵
おそらく自然下ではこのように複数産み付けられることはないだろう。
卵は細長く、平べったい。見た目は小さなタイ米。
最初、潰れてダメになっているのかと焦ってしまった。
シャーレの中に湿らせたキッチンペーパーを敷いて、卵をトッピング。
雌2個体から合計46個採卵できた。
これで大丈夫なんだろうか?
これだってカビが生えるので定期的にキッチンペーパーを交換しなくてはいけない。
クーリングの有無とか。
失敗したら来年また遠征しなくちゃいけない・・・