探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

陳腐のつどい

2018年04月25日 | 自然探索記~採集記(道央)

前回、石狩のカシワ林内の融雪プールでキタホウネンエビ探索した際、ついでに何か珍な小型のゲンゴロウなど(5mm以下限定)がいないか探してみた。

特に多かったのはケシゲンゴロウ。
あとは・・・

コツブゲンゴロウ Noterus japonicus
陳腐種なんだって。


上の2個体:ツブゲンゴロウLaccophilus difficilis
下:コガシラミズムシ Peltodytes intermedius
両方とも陳腐種なんだって。ダメだね。


シマケシゲンゴロウ Coelambus chinensis
珍なんだって。ホントかよ?
カラフトシマケシゲンゴロウではないようだ。


セスジガムシの一種 Helophorus sp.
最初エゾセスジガムシだと思ったが、体長が4mmほどでエゾセスジガムシにしては大きい。
エゾセスジガムシなら陳腐種だ。

水中の枯れ葉とほとんど同色で、しかもゲンゴロウのようにピャンピョン跳ねず目立たないので、網に入っても気付かなかった個体がいる気がする。
数年前、たくさん捕獲したことがあるが、こんなに探しづらいものだったっけ?と思ったり。


なんだ?この貝。
殻高3mmほどの小さな白い巻貝。
下の貝の幼貝なのか?


これも白い貝で、カワニナ風。殻高5mmほど。
複数確認したので、水棲であると思われる。
貝は専門貝・・・もとい専門外なので、これが何者かわからない。
では何が専門なんだ?と聞かれると、それはそれで困る。