ポプラハムシ Chrysomela tremulae
国内では北海道のみに生息。
ドロノキハムシと酷似しており、食草も同じ。しかも混生しているのが紛らわしい事、山の如し。
ドロノキハムシよりほんの少し小型かな・・・というイメージ。
今まで、探索のサブ目的として探してきたが、嫌になるほど連敗続きだった。
希少種でもないから、探す場所がずれていたのか?運が悪いのか?
まぁ、一度見つかると、各所でどんどん見つかるというのもなんだかね・・・
生息地によって、混生するドロノキハムシと比べて割合が異なるが、ドロノキハムシがいないところでは不思議と確認できなかった。
食草に適した若いドロノキは河原などの荒地に多く、そのような場所を探しながらドロノキをひとつひとつ確認してきたが、昨年の大雨の影響で土砂が流れ込んで根こそぎ倒されたりしており好環境が少なかった。
それにしても昨年の大雨の被害は甚大で、今でも道内各地で爪痕を残している。
未だに通行止めとなっている道路が多く、目的の探索地に行けないことや行けたとしても環境がすっかり変わってしまった場所も・・・。探索計画も予定通りにいかない。
左が♂で、右が♀
ドロノキハムシとの違いは、前胸背部と雄の交尾器の形状。
このポプラハムシ、なぜか国内のネットでは画像など皆無と言っていいほど情報が流れていない。
ドロノキハムシ情報は多いのに。相当人気がないらしい・・・
そもそもハムシというのは種が多い割には人気がない。以前にクリソリーナがブームになったくらいか・・・
近い仲間のカミキリムシは人気なのにね。(わたしはそれほどカミキリに興味がないけど)
今シーズン撮影&採集目標としているハムシは4種。
ひとつは先日のヒラシマネクイハムシ、今回のポプラハムシ、そして最後の2種は???
3種目・・・これがなかなか見つからない。(4種目は運というか死ぬまで一度拝んでみたい珍種)
さて何のハムシかね?
おまけ
ウズマキハムシ Chrysomela lapponica
札幌以外で初めて見つけた。しかもバッコヤナギではないヤナギにいた。
これも国内では北海道のみに生息する。
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自然災害の恐ろしさを改めて実感しました。
日勝峠はまだ復旧していないし、三国峠付近も工事している場所がいくつもありました。
そういう事情もあり、重要でない崩壊した林道は通行止めのまま放置されていたりします。
いつ復旧する事やら・・・