探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

高嶺を舞う地味なものたち

2020年08月24日 | 自然探索記~採集記(道北)

高山帯を登山したときに見かけた蛾

ダイセツタカネエダシャク Psodos coracina daisetsuzana
蝶のように活発に飛翔する昼行性の高山蛾で、大雪山では一番よく見かける蛾のひとつ。
一見シジミチョウ科のコツバメに見えなくもない。
昼行性なのに、この地味さ。なにか少しでも明るい色の斑紋を希望。


ダイセツヤガ Xestia albuncula
かなり擦れてしまった個体でオーロラヨトウかダイセツヤガか迷い、最終的にオーロラヨトウとしたが、特徴などのご指摘を頂き、ダイセツヤガに訂正します。
ありがとうございます。


これはハマキガ科だろうか?
特徴的な斑紋あり。


全体が真っ白で繊細な蛾
キバガ科か?


ハイマツ帯でたくさん飛んでいたが、ハイマツコヒメハマキだろうか・・・
わからん。


たぶんホッキョクモンヤガの幼虫
個体数多し。おそらく成虫の発生時期になるとたくさん見られそう。



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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-03-21 20:26:10
いつも楽しく拝見しております。
こちらに掲載されているオーロラヨトウにつきまして、環状紋が大きいこと、腎状紋に僅かながら朱色を呈していることや外横線の形状からダイセツヤガかと思われます。私も高山蛾を見に大雪山を登りますが、この種にはまだ会えていません。羨ましいです。
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ありがとうございます。 (gecko)
2021-03-22 00:23:33
ご指摘ありがとうございます。
写真の蛾は見ての通りかなり擦れた個体でして、決定的特徴が分からずオーロラヨトウかダイセツヤガか迷っておりました。
確かに腎状紋がわずかに朱色帯びてますね。
訂正しておきます。ありがとうございます。
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