探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

黒いと新鮮、でも臭い

2018年08月25日 | 自然探索記~採集記(道北)


ツノグロモンシデムシ Nicrophorus vespilloides
触角の先端部は黒く、端紋は黒色部に囲まれるのが特徴。
北海道と本州の高地に生息しており、札幌にいた頃は見たことがなかったが、旭川近辺の山地での個体数は多いようだ。
場所によっては、本種とヒメクロシデムシのみがトラップにわらわら入るところも。
腐肉に集まるだけあって、シデムシの臭さは吐き気を催すほど強烈過ぎて、触るのに躊躇してしまう。なんか得体のしれない病原菌をもってそうだし・・・。
あと、体を動き回るダニのおまけも嫌だ。
この標本を作成するときも、がっつりアルコールに漬けて、殺菌と脱臭とダニ除去処理をした。

それでも、触角の先端部が橙色のモンシデムシばかり見ているためか、本種の触角を見ると新鮮な気持ちになったよ。



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