調査の進捗状況
さらに調査範囲を広げてみた。
とある高地にて見つけた体長4.5mmの小型種
見た目はお馴染みの長翅種に似ているが、体長が明らかに異なる。
肛上板基部の形状が今まで見てきた種のどれにも該当しない。
これも高地で見つけた個体(翅の先端が赤いのはダニ)
既に確認している極短翅種(体長4.5mm)に見た目は似ているが、こちらは大型で体長が8~9mmもある。
しかも極短翅種は、翅が短いのは雄のみで雌の翅は長い。写真の個体は雌であるため別種であろう。
今回雄の確認ができなかったので、次回再度調査予定。
北海道に分布するセッケイカワゲラ類は思いの外、種類が多いかもしれない。
探索閑散期の退屈な日々が続いているが、終盤にきて意外に楽しめそうな目的を見つけられた。
おまけ:オナシカワゲラの一種
この時期、オナシカワゲラ類をちらほら見かけるが、冬期発生というより早春発生するカワゲラだろう。
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