探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

【北方領土】野付半島から望む国後島 Kunashiri Island seen from Notsuke Peninsula.

2021年08月23日 | 自然探索記~採集記(道東)

 
【北方領土】野付半島から望む国後島 Kunashiri Island seen from Notsuke Peninsula.
近いとはいえ、簡単に泳ぎ切れる距離ではないので本当ならスゴイね。いろんな意味で。

北海道野付半島と国後島の間にある野付水道は、ロシア語でイズメナ海峡と呼ばれ、「裏切り海峡」という意味らしい。
まさにその通りだけど、これって自虐的に言ってるの?


曖昧な蛾

2021年08月21日 | 自然探索記~採集記(道東)


イカリモンガ
蝶のように日中活動する見た目も蝶っぽい蛾。
でも蝶と蛾は分類上同じ仲間で、蝶は蛾という大きなグループの中の一部の変わり者。
なのでイカリモンガは蝶ではなく蛾だけど、アゲハチョウやモンシロチョウなど蝶とされている種類は蛾と言っても分類学上問題はないはず。


【ほのぼの観察】エゾフクロウ Strix uralensis japonica <Ural Owl>

2021年08月19日 | 自然探索記~採集記(道北)

 
エゾフクロウほのぼの観察 Observation of Ezo Owl 【Strix uralensis japonica】
探索中、偶然意図しない珍なる生き物を見かけることがあります。
これを撮影できるとこの後に目的の生き物を見れなかったとしても良い探索となるし、
撮影できなかったら目的の生き物を見られても納得いかない探索となってしまいます。
それほど「珍イレギュラー」は探索に左右するのです。


初めての縦走登山

2021年08月17日 | 自然探索記~採集記(道北)

黒岳から旭岳まで縦走してきました。
いつも単独で登山するわたしだが、今回は珍しく4人で挑戦。
6時40分のロープウェイで黒岳5合目まで移動し、そこからリフトを使用せず徒歩で登山。

黒岳頂上からの眺望
ここまでのルートが結構険しく、序盤なのにくじけそうになった。
この風景を見たら疲れは吹き飛んだけど・・・


黒岳から御鉢平までのルートはなだらかで歩きやすい。
高山植物が絨毯のように生えていて、花の時期だとさぞかし美しいと思われるが、花の終わった時期でも十分美しい風景。


ダイセツタカネフキバッタの幼虫
成虫ともによく見かけた。


御鉢平が見え始める。


御鉢平はカルデラで、硫化水素の火山ガスが噴き出している場所は有毒温泉と言われているんだって。
その影響で御鉢平周辺は植物はほとんど生えず、岩がごろごろした荒地となる。


御鉢平の周囲を回る様に中岳、間宮岳の尾根筋を歩く。
登ったり下ったり・・・。

そして最後にして最大の山場、旭岳に突入する。
頂上まで延々と急斜面の上に足場が崩れやすいので、著しく体力が消耗。
ちょっと登っては休憩の繰り返し。ストックを持ってこなかったことに後悔。
しかもガスが掛かっており、どこまで登ればいいのか分からず、終わりが見えないので精神的に参ってしまう。


やっとのことで登った旭岳
ガスでなにも見えず。

かなりハードな登山だったけど、それ以上に楽しめた。
また単独登山とは違った面白さも感じることもでき、登山という趣味の視野が広がった気がする。
この美しく壮大な風景は実際自分の目で見ないと感動は伝わらない。これを体感できるのは苦労して登った人の特権だよ。
登山はね、体力あるうちに上った方がいいよ。


【湿地の宝石】エゾハンミョウモドキ探索 Elaphrus sibiricus

2021年08月12日 | 自然探索記~採集記(道北)


【湿地の宝石】エゾハンミョウモドキ探索 Elaphrus sibiricus
中腰で泥の地面を一歩ずつ歩いて探すので、腰が痛くなります。
しかも下草で地面が見づらいので、目も疲れます。
短時間で結果を出して、ささっさと終わらせたい探索です。