ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

全日空寄席

2007年10月05日 | Weblog
お昼は「九段一茶庵」。11時40分頃到着したが既に店内はサラリーマンで混雑。お店の雰囲気が田舎の木造建築的な温もり感があり、出窓越しのモミジが青々としていてほっとする。天せいろを注文、てんぷらはさっくり、そばはコシが強く食べ応えがある。私には適量で、おいしく味わうことが出来た。
そして夜は全日空寄席@イイノホール。
まずは金原亭馬吉の「鮑のし」。志ん生の音源でしか聞いた事がなかったので初ライブ。男前の噺家。少し間合いが長く、丁寧というよりは冗長に感じてしまう。
次が立川談春「粗忽の使者」。マクラの日航寄席ネタはショッキングだった。私が聞いた時は既に問題発言はカットされていた。粗忽者の地武田地武右衛門のドタバタぶりをドタバタと描き出す談春のデフォルメは容赦ない。そして容赦ないだけにちょっぴり辛い。ただ、地武右衛門を取り巻く人々がその分引き立つ。地武右衛門のおシリを見た留っこが、「こんなに毛を生やらかして、コオロギでも飼おうってのか」は大好きな台詞。
中入り前が桂雀々「頭山」。とても評判がいいとの前情報があったので期待していたが、ゴリ押しのコテコテ上方落語。「笑ってください」を連発、どうしてそんなに観客におもねるのか?アウェイだから??かなり冷えた。
結局、中入りで相方の体調崩れ退場。