ひびのあれこれ・・・写真家の快適生活研究

各種媒体で活動する写真家の毎日。高円寺で『カフェ分福』をオープンするまでの奮闘記、イベント情報などをお伝えします。

東京湾クルーズ

2007年10月13日 | Weblog
南砂町の駅からタクシーで東京湾マリーナへ。タクシーを出て、おや?知らない場所??と思ったら南砂町には2つマリーナがあるんですね。油断してました。本来の目的地である夢の島マリーナへ再びタクシーで移動。湾岸通りへ出るまでちょっとした渋滞に巻き込まれる。20分遅れで到着、Sオーナーと久々の再会。しばらくカメラの話と金魚の話に鼻が咲く。
金魚の世界もなかなか深い。Sオーナーが育種している出雲錦は体のラインが美しく、尾びれがヒラヒラしていて妖精のよう。金魚雑誌の表紙にも登場していて人間ならば太夫クラス。背びれのない金魚を見る時は「背中」のラインをいかに美しく見せるか、がポイント(S氏説)。金魚の育種には、それぞれの種類に厳密なルールがあって、そのルールから外れたものは全く価値がないそうだ。また、金魚にはそれぞれのテーマがあって(例えば「富貴」)、その言葉をいかに具現化するかが勝負どころらしい。ちなみに「富貴」を具現化した品種が「ランチュウ」。顔が水泡で覆われたようにボコボコしていて、素人にはその良さが全くわからない。しかし、上から見ると、小判にそっくり!分かり易い!!大体、グロテスクな金魚は中国産が多い。美意識の違いを感じる。
会長とともにさらに20分遅れでメンバーが揃う。今日のクルーズは満員の12人。
ヨットの知識ゼロの素人ばかりを満載した舟は準備に手間取り予定から小一時間遅れの出港。穏やかな海面、順調に進む。しかし、穏やかではあるがやはり海の上、具合が悪くなる人が続出する。
今日覚えたヨットの専門用語・・・ヨットで使われる言葉の語源はオランダ語が多いらしい。プレジャーボートが最初に生まれたのがオランダ。それまではただの業務用、運搬手段だった。
ラット・・・車のハンドル
カー・・・ロープを送る金具
キッキングストラップ(馬車からきた用語)・・・マストの跳ね上がり防止用の留め具
アビーム・・・船体に対して垂直の風。船の梁(?)をビームというらしい。
他にも色々教えてもらったけれど、記憶が朧。
最近、道路交通法が酔っ払い運転に厳しくなったのと同じように、舟の酒気帯び運転(操縦)も罰則の対象となったらしい。さらに、自転車の酒気帯び運転も罰則の対象、都の職員は懲戒免職になるそうだ。恐ろしい。