前座に三遊亭歌すみ「道灌」。坊主頭がよく似合っている。男物の着物を着ると結構男前になるのでは?
次に三遊亭遊雀「桃太郎」。変なフラがあって力みがなくて、聞いていて「人生がんばらなくってもいいのかな~」といったような、いい気分にさせてくれる。妙に頭がまわる子供が憎ったらしい。
次に春風亭栄助「強情灸」。見るからに特殊キャラでちょっとずるい。元アメリカ寿司職人、しかも弟子入りが32歳。これだけでもなんとなく応援したくなるが、カミカミの滑舌のどうしようもなさが病みつきになる。そんな栄助が中入り後に大胆にも「芝居のけんか」。カミカミで演る噺じゃないだろ、とつっこみたくなるが、下手さがキャラとして魅力になっているところがこの人のすごさだと思う。しかし、登場人物がなんだかよくわからないから、ストーリーを知らなかったら手強い。
トリに遊雀「寝床」。スタンダードな展開。ただ、義太夫を聴く聴衆の苦悶の多くは割愛。おばあさんが義太夫に当たって死ぬ件が省略されていてちょっと寂しかった。大満足ではなかったが、普通に満足。
も少し色々聞いてみたいと思わせてくれる二人の会だった。
次に三遊亭遊雀「桃太郎」。変なフラがあって力みがなくて、聞いていて「人生がんばらなくってもいいのかな~」といったような、いい気分にさせてくれる。妙に頭がまわる子供が憎ったらしい。
次に春風亭栄助「強情灸」。見るからに特殊キャラでちょっとずるい。元アメリカ寿司職人、しかも弟子入りが32歳。これだけでもなんとなく応援したくなるが、カミカミの滑舌のどうしようもなさが病みつきになる。そんな栄助が中入り後に大胆にも「芝居のけんか」。カミカミで演る噺じゃないだろ、とつっこみたくなるが、下手さがキャラとして魅力になっているところがこの人のすごさだと思う。しかし、登場人物がなんだかよくわからないから、ストーリーを知らなかったら手強い。
トリに遊雀「寝床」。スタンダードな展開。ただ、義太夫を聴く聴衆の苦悶の多くは割愛。おばあさんが義太夫に当たって死ぬ件が省略されていてちょっと寂しかった。大満足ではなかったが、普通に満足。
も少し色々聞いてみたいと思わせてくれる二人の会だった。