連日の様に虐め絡みのニュースが報じられている。特に今年に入って虐めが急増した訳では無いだろうし、先月、福岡県筑前町で中二男子生徒が虐めを苦に自殺した事件が起き、その虐めの発端が教師に在ったという”異常さ”故に、虐め絡みのニュースがこれ程迄に大々的に報じられているという面は在るだろう。20年前に起こった「中野富士見中学虐め自殺事件」を始めとして、悍ましさを感じてしまう程の虐めは、これ迄にも数多く在った筈。唯、虐めによる自殺者が出なかったか、若しくは自殺者が出たとしても、虐めとは関連付けられずに闇に葬られてしまったかの違いではないか。
自殺を予告する手紙が、又、息吹文部科学大臣宛に届いたという。今度は高校二年の女子生徒を名乗る人物からとの事で、「今月11日に、虐めた人間を殺した上で自分も自殺する。」と予告。悪戯で無いならば何としても思い留まって欲しいが、万が一愉快犯の所業と判明した”場合”には断固とした処罰を望みたい。人の生き死にを面白おかしく取り上げる様な下衆な輩は絶対に許せないし、愉快犯が現れる事で虐め問題の本質がぼやけさせられてしまう危険性が在るからだ。
札幌市の道立高校が、今年7月に「同校の男子生徒を別の生徒等が虐めている動画」がインターネット上で公開されているのを知りながら、ずっと放置していた事が昨日明らかとなった。この動画の存在及び「この学校に問い合わせの電話をかけよう!」という呼び掛けが”巨大掲示板”に記された事で、当該高校の電話が朝から鳴りっ放しになる等し、マスメディアの知る所となった様だ。
虐め動画は二種類。虐めていた人間が携帯電話のカメラにて撮影したもので、「学校付近のバス停前で、嫌がる男子生徒を別の男子生徒が小突く等している場面」と、「教室で女子生徒が、同じ男子生徒に罵声を浴びせる等してからかっている場面」が映し出されているとか。これ等の動画は虐めていた側の男子生徒が、自らのホームページでずっと公開していたという。釣り人が自ら釣り上げた魚を抱えて写真を撮り、その釣果を誇るのと”同じ感覚”で、この連中は虐める”獲物”を撮影&公開していたのだろう。こいつ等”も”人と言わざるを得ない。
闇に葬られようとしていた事実を満天下に知らしめたという意味では、”巨大掲示板”の存在価値を感じない訳では無いが、「皆で一斉に問い合わせの電話をかけよう!」というのでは、これも或る意味虐めではないかという気がする。況んや同掲示板には、「この学校は偏差値が低いのだからどうしようもない。」といった書き込みも為されているとの事で、そうなるとこれは他の無関係な同校生徒達に対する虐めと言えよう。
先日の「こいつ等の人権を考慮する必要が在るのか?」という記事では、人としか思えない様な卑劣な虐めを為す輩は、その氏名や写真等の個人情報が曝け出されたとしても、自分は何等同情の思いが湧かないだろうと書いた。その思いに変わりが在る訳では無いが、寄って集って加害者を”集団リンチ”するのが望ましいと思ってはいない。法治国家で在る以上、法律によって厳罰に処すのが勿論ベストで、罰が甘い、乃至は処す可き罰が無いので在れば、その卑劣さに見合った罰を設ける可きだろう。
どういう形で在れ、集団リンチが如き遣り方はそれ自体が新たな虐めだと思うし、何よりもその事で居場所を無くしてしまった彼等が、”ブラックな組織”に逃げ込んでしまう危険性を懸念する。
更生の余地が全く無くなり、より大きな悪を生み出してしまう悪循環は、是が非でも避けなければならない。
自殺を予告する手紙が、又、息吹文部科学大臣宛に届いたという。今度は高校二年の女子生徒を名乗る人物からとの事で、「今月11日に、虐めた人間を殺した上で自分も自殺する。」と予告。悪戯で無いならば何としても思い留まって欲しいが、万が一愉快犯の所業と判明した”場合”には断固とした処罰を望みたい。人の生き死にを面白おかしく取り上げる様な下衆な輩は絶対に許せないし、愉快犯が現れる事で虐め問題の本質がぼやけさせられてしまう危険性が在るからだ。
札幌市の道立高校が、今年7月に「同校の男子生徒を別の生徒等が虐めている動画」がインターネット上で公開されているのを知りながら、ずっと放置していた事が昨日明らかとなった。この動画の存在及び「この学校に問い合わせの電話をかけよう!」という呼び掛けが”巨大掲示板”に記された事で、当該高校の電話が朝から鳴りっ放しになる等し、マスメディアの知る所となった様だ。
虐め動画は二種類。虐めていた人間が携帯電話のカメラにて撮影したもので、「学校付近のバス停前で、嫌がる男子生徒を別の男子生徒が小突く等している場面」と、「教室で女子生徒が、同じ男子生徒に罵声を浴びせる等してからかっている場面」が映し出されているとか。これ等の動画は虐めていた側の男子生徒が、自らのホームページでずっと公開していたという。釣り人が自ら釣り上げた魚を抱えて写真を撮り、その釣果を誇るのと”同じ感覚”で、この連中は虐める”獲物”を撮影&公開していたのだろう。こいつ等”も”人と言わざるを得ない。
闇に葬られようとしていた事実を満天下に知らしめたという意味では、”巨大掲示板”の存在価値を感じない訳では無いが、「皆で一斉に問い合わせの電話をかけよう!」というのでは、これも或る意味虐めではないかという気がする。況んや同掲示板には、「この学校は偏差値が低いのだからどうしようもない。」といった書き込みも為されているとの事で、そうなるとこれは他の無関係な同校生徒達に対する虐めと言えよう。
先日の「こいつ等の人権を考慮する必要が在るのか?」という記事では、人としか思えない様な卑劣な虐めを為す輩は、その氏名や写真等の個人情報が曝け出されたとしても、自分は何等同情の思いが湧かないだろうと書いた。その思いに変わりが在る訳では無いが、寄って集って加害者を”集団リンチ”するのが望ましいと思ってはいない。法治国家で在る以上、法律によって厳罰に処すのが勿論ベストで、罰が甘い、乃至は処す可き罰が無いので在れば、その卑劣さに見合った罰を設ける可きだろう。
どういう形で在れ、集団リンチが如き遣り方はそれ自体が新たな虐めだと思うし、何よりもその事で居場所を無くしてしまった彼等が、”ブラックな組織”に逃げ込んでしまう危険性を懸念する。
更生の余地が全く無くなり、より大きな悪を生み出してしまう悪循環は、是が非でも避けなければならない。
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もっとも主要メディアがキチンとした報道しないから、このような事態も発生するのでしょうね。
まさに言語道断、不届至極ですね。
むろん人をいじめてそれをネット公開する奴もしかりですが。
アラメイン伯さんのブログにコメントさせて頂いたことと重複するのですが、学校側がいじめの事実を隠蔽しようとするのは、被害者も加害者も数年すれば卒業してしまうということもあると思います。
被害者側に耐えてもらって、数年後にはなかったことにしてしまいたいのだと思います。
この件も、「ネットの知識が乏しかった」と言い訳していますが、のらくらしているうちに時間が過ぎると思っていたのではないでしょうか。
学校側の「問題を大きくしたくない」という雰囲気は被害者、加害者の両方に伝わります。
結果として状況を悪化させることになると思います。
学校関係者には、大切な子供を税金で預かる教育者としての責任や誇りを持って欲しいと思います。
「いじめ」という言葉自体。
「いじめ」とはやっていることは暴行傷害罪以外
何者でもありません。
少年法を改正していじめ行為を行っている連中を
法の下に裁き、また氏名・住所の公開をするべきで
あると考えます。
どんな有益で便利なツールで在っても、それを用いる人間によって有害で傍迷惑な物に変わってしまう可能性は充分在るんですよね。
その信憑性はさておいて、速報性という意味ではネット情報は群を抜いているでしょう。問題はきちんと裏が取れているのか否か。まあ、そこは見る人達が個々で判断すべき問題なのですが、見ている側がしっかりとした判断力やモラル等を持っていないと、ネット上が新たな虐めの場に化してしまう可能性は非常に高いし、現実問題、今そうなりかかっていると思います。
こいつは、もう許せないな、まあ探せばいくらもあると思うが、この手の類。
ようつべには、いくらもあると思う。
もう、マナー知らずと言うか馬鹿としか思えん。
しかし、こいつらの親、どういう馬鹿を育てたのかと思うよ。
ああムカつくなぁ。(こんな言葉もいってはいかんのだろうけど)
人はみな違うものであり、それを認め合わなければいけないことを、大人も考えなくてはならないと思います。
断じて、どの様な理由があろうとも、「虐めの当人と親」に法的処置を!!!切望します。
「虐める子供が作られてしまうのは単一要因では無く、複合的なもので在る。」そんな意見を述べる専門家も居ますが、個人的にはやはり家庭教育が最大要因で在る事には変わりないと思っています。
中には真剣に子供と対峙しているものの、それが度を越してしまい、却って子供が虐めに走ってしまうというケースも在るでしょうが、多くは「放任主義」と単なる「産み捨て」を捉え違いしている馬鹿親達ではないでしょうか。
所謂人権派の弁護士や評論家は、虐めた側の生徒や親達の人権を声高に叫びます。でも仰る様に、虐められた側、そして虐められて死を選ばざるを得なかった側の人間の人権は蔑ろというのが現状。人間誰しも罰せられたくは無いでしょう。その罰が重ければ重い程、見解は様々でしょうが、自分は抑止力に為り得ると信じます。虐めた側、そして明らかに産み捨てしていた親達も罰せられて然る可きではないでしょうか。
これからも何卒宜しく御願い致します。