1980年代、シュール系の御笑いグループで好きだったのが「怪物ランド」に「象さんのポット」(動画)、「シティボーイズ」、そして「テンション」(動画)。これ等のグループは大爆笑というよりも、ジワジワと笑いのツボが刺激される様なネタを得意としていた。
先日、ピン芸人の“頂点”を決めるコンテスト「R-1ぐらんぷり2008」の決勝戦をTVで見たのだが、「芋洗坂係長」なる太目の芸人が登場。全く知らない芸人故、「一体どんなネタをやるのだろうか?」と興味津々の思いでネタを見る事に。一度見たら忘れられない風貌にコミカルな動き。そして何よりも、ネタ自体が面白かった。こちらでそのネタが見られるが、嘗ての大ヒット曲「ジンギスカン」(動画)の替え歌が余りにも馬鹿馬鹿しくて大笑い。「絶対に彼が優勝だ。」と確信するも、残念乍ら僅差で準優勝に。この結果に疑問を感じた人が少なくない様で、ネット上では「何故彼が優勝じゃなかったのか?」という意見が散見された。
謎の芸人「芋洗坂係長」の素性を知りたく検索していた所、意外な事実が判明。何と昔好きだった「テンション」の小浦一優氏がその正体だったのだ。テンションは田口浩正氏(写真)と小浦氏の二人組。やがて田口氏は俳優業に進み、テンションは自然消滅の形に。個性派俳優として有名になった田口氏に対し、小浦氏の姿をTV番組で見掛ける事が無くなっていたのだが、よもやこんな形で“再会”するとは。当時は痩せていた彼だけに、芋洗坂係長が小浦氏だとは検索する迄全く判らなかった。今回の準優勝で、一気に大ブレイクしてくれると嬉しいが。
閑話休題。
4ヶ月前の記事「売りっ放しの時代に在って」では、ファミリーコンピュータの発売から24年もの間修理サポートを行っていた任天堂という会社の、ユーザーに対する強い責任感を賞賛した。「扱っている商品が売れさえすれば良い。売ってしまえば、後はどうなろうが知った事では無い。」といった無責任さを感じさせる会社が少なくない中で、“心”を感じさせる任天堂は非常に貴重な存在と思っている。
昨年、こちらの記事がかなり話題となった。この件に関しては「任天堂社員の自作自演では?」という意地悪な見方も在った様だが、昔、持っていたゲーム&ウォッチが故障した際の任天堂の対応に感激した経験が自分には在るので、「自作自演では無いだろう。」という思いが。そして先日、ロッソ様が同じ様な経験をされたのを知り、「やはり、自作自演では無かったのだ。」と思うと共に、「任天堂って凄い会社だ。」と改めて感じた。こういった“心”が感じられる会社には、これからも頑張って欲しいもの。
先日、ピン芸人の“頂点”を決めるコンテスト「R-1ぐらんぷり2008」の決勝戦をTVで見たのだが、「芋洗坂係長」なる太目の芸人が登場。全く知らない芸人故、「一体どんなネタをやるのだろうか?」と興味津々の思いでネタを見る事に。一度見たら忘れられない風貌にコミカルな動き。そして何よりも、ネタ自体が面白かった。こちらでそのネタが見られるが、嘗ての大ヒット曲「ジンギスカン」(動画)の替え歌が余りにも馬鹿馬鹿しくて大笑い。「絶対に彼が優勝だ。」と確信するも、残念乍ら僅差で準優勝に。この結果に疑問を感じた人が少なくない様で、ネット上では「何故彼が優勝じゃなかったのか?」という意見が散見された。
謎の芸人「芋洗坂係長」の素性を知りたく検索していた所、意外な事実が判明。何と昔好きだった「テンション」の小浦一優氏がその正体だったのだ。テンションは田口浩正氏(写真)と小浦氏の二人組。やがて田口氏は俳優業に進み、テンションは自然消滅の形に。個性派俳優として有名になった田口氏に対し、小浦氏の姿をTV番組で見掛ける事が無くなっていたのだが、よもやこんな形で“再会”するとは。当時は痩せていた彼だけに、芋洗坂係長が小浦氏だとは検索する迄全く判らなかった。今回の準優勝で、一気に大ブレイクしてくれると嬉しいが。

閑話休題。
4ヶ月前の記事「売りっ放しの時代に在って」では、ファミリーコンピュータの発売から24年もの間修理サポートを行っていた任天堂という会社の、ユーザーに対する強い責任感を賞賛した。「扱っている商品が売れさえすれば良い。売ってしまえば、後はどうなろうが知った事では無い。」といった無責任さを感じさせる会社が少なくない中で、“心”を感じさせる任天堂は非常に貴重な存在と思っている。
昨年、こちらの記事がかなり話題となった。この件に関しては「任天堂社員の自作自演では?」という意地悪な見方も在った様だが、昔、持っていたゲーム&ウォッチが故障した際の任天堂の対応に感激した経験が自分には在るので、「自作自演では無いだろう。」という思いが。そして先日、ロッソ様が同じ様な経験をされたのを知り、「やはり、自作自演では無かったのだ。」と思うと共に、「任天堂って凄い会社だ。」と改めて感じた。こういった“心”が感じられる会社には、これからも頑張って欲しいもの。

R-1で僅差で2位だった「芋洗坂係長」は中々面白かったですね。まあ「さんまのSUPERからくりテレビ」の「サラリーマン、みんなのかえうた」で見れるようなネタだなと思ってましたが。。。
それとあと、私もR-1が終了後に知ったんですが、優勝のなだぎ武の「ややこしやぁ~」のネタはNHK教育の「にほんごであそぼ」の野村萬斎の狂言のパロディーだったとは。。。
だからキャラも「野々村」って名前でやってたんですね。
最近の自分的にはやはり「鳥居みゆき」が一番好きなんですが、「木下さん」ネタで最後の殺傷シーンが変わっちゃってたのがちょっと残念。テレビ用に変えざるを得なかったかな。。。
大好きだったヴァラエティー番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」もかなりやらせを感じる所が在りましたが(特に晩年は酷かった。)、それはそれで面白かったです。でも「さんまのSUPERからくりTV」の場合は「ご長寿早押しクイズ」に代表される、余りに鼻に付くやらせが“個人的には”受け付けず、かなり昔に1回見たきりでそれ以降は見ていないんです。まあ、明石家さんま氏の笑いが好きじゃないというのも大きいのですが(笑)。
なだき武氏の笑いも面白いと思えた事が殆ど無いんです。特に「ディラン」のネタは“個人的に”クスリとも笑えないのが常です。恐らく元ネタ(ビバリーヒルズ高校白書シリーズ)を知らないからなのでしょうが、最近は元ネタが判らないと全くそのネタに入り込めない様な笑いが結構在りますね。
鳥居みゆきさん、TV番組では一寸流せないタイプのネタをするという意味では大川興業に近い芸人かも。
リストラが本来の意味で在る「再構築」では無く、単に「経営者側に好都合な形での首切り」という事で我が国に導入され始めた結果、年功序列の概念が崩壊しました。「明らかに遣る気の無い社員や周りの士気を下げるだけの社員の解雇。」や「実力の在る社員が高く評価される。」というのは決して間違った方向性では無いのですが、余りにも「経営者側に好都合な首切り」が進み過ぎた結果、所属する組織に対する忠誠心&モラルといった物迄同時に崩壊してしまった様に感じます。伝統在る会社に自身が所属しているという誇りも、そういった流れの中で失せて行くのは自然と言え、だからこそ老舗と呼ばれる様な会社でも考えられない様な醜態が露見するのでしょうね。
全てがそうとは言わない迄も、きちんとした対応が出来る会社って、そのトップがしっかりとした理念やモラルを持っているケースが少なくない様に感じます。任天堂も元社長・山内溥氏からの良き薫陶を未だに受けているのではないでしょうか。彼が取締役を退任する際、長年の功績を称えて任天堂が十数億円の慰労金を送ろうとしたものの、山内氏から「そんな金は要らない。社業に廻しなさい。」と断られた話は結構有名ですし。
R-1は途中から見たので、なだぎ氏のネタは見てないのでなんとも言えませんが、芋洗坂係長は確かに笑えました。翌日の「なるトモ!」で山崎邦正氏が
「一緒に仕事したことありますよ。『明日があるさザ・ムービー』にも出てましたよ。」
と話していたのですが、なるほど、素人さんではなかったのですね。
なるトモ!
http://www.ytv.co.jp/narutomo/index.html
「ビバヒル」を見てなくても、僕はなだぎ氏の「ディラン」は笑えました。笑いを説明するのも野暮ですが、
「吹替え声優の大げさなセリフ回し」に目をつけたところがうまい、と思いました。ディラン&キャサリンが「徹子の部屋」に出た際、徹子さんが
「あなたたち、つけ鼻をしないで金髪のかつらかぶっただけでアメリカ人の顔になるのがすごいわね。」
と感心していて、あっと思いました。
以前、ケーブルテレビでザ・プラン9のライブをしていて、そこでなだぎ氏が自らの「珍しいレコード」のコレクションを浅越ゴエ氏と紹介するコーナーがあり、子門真人氏が歌う「スター・ウォーズのテーマ」や羽賀健二の歌う日本語版「ネバー・エンディング・ストーリー」などを取上げていました。この辺の趣味はgiants-55さんと合うかも?
漫談というか喋りだけで勝負できる人が
決勝に全く残っていないのが
今の時代なのかなあと。
フリップを使ったりキレたりするのは
たいがい付いていけません。
なだぎは狂言のマネのギャグに頼りすぎで
面白いと思えませんでした。
ウチでも一番は
「芋洗坂」というジャッジでしたが
(敢えてですが)
そう思う人も結構あったんですね。
「10年後聞いても笑える人」は
残念ながら見当たりませんでした・・