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ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

嘸や無念だったろう

2023年07月20日 | スポーツ関連

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「【阪神OB横田慎太郎さんが脳腫瘍で死去 28歳 闘病乍ら現役を続け、2019年に引退」(7月18日、スポーツ報知

阪神は18日、OBの横田慎太郎さんが、同日午前5時42分に脳腫瘍の、亡くなった。と発表した。28歳だった。

横田さんは鹿児島実から、2013年のドラフト2位で入団。2016年には強肩強打を武器に、「2番・中堅」の開幕スタメン1軍デビューした。然し、2017年の春季キャンプ中に頭痛を訴えて離脱同年9月に、脳腫瘍だった事を明かした。

半年の入院と治療を経て、症状が「寛解」と診断されると、2018年からは育成契約となった。練習を続けていたが、2軍での実戦復帰が叶わず、2019年限りで現役を引退した。引退後は、執筆活動や講演会等に尽力。2021年4月には、プロデューサー務めていた阪神・川藤幸三OB会長のYouTubeチャンネルで「脊髄腫瘍患ったが、回復した事。」を報告していた。

通算成績は38試合で打率1割9分、0本塁打、4打点。2022年には、横田さんが書いた自伝エッセー奇跡のバックホーム」が、俳優間宮祥太朗主演ドラマ化された。
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「『卓抜した成績を残した。』とは言い難いけれど、深く記憶に刻み込まれた野球人というのが存在する。6年間のプロ生活だけだった横田慎太郎氏も、そんな1人だと思う。2019年の“引退試合”で見せた「奇跡のバックホーム」動画】は今も忘れられないし、脳腫瘍と闘い乍らも必死で練習する姿には、どんなにか心を打たれた事か。

TVドラマ「奇跡のバックホーム」で、引退後の彼が家族と共に頑張っておられる姿を拝見し、とてもうれしい気持ちになったのだが、其れから1年4ヶ月で旅立たれるとは・・・本当に残念だ。

病によって若くして引退する事となり、そして夭折されてしまった野球人は、横田氏の他にも何人か存在するが、個人的には津田恒実氏(享年32)と盛田幸妃氏(享年45)の印象が特に強い。記憶違いで無ければ、彼等も横田氏同様、脳腫瘍によって選手生命を奪われた。「より高みを目指していた中、病によって選手生命どころか、リアルな生命すらも奪われてしまった。」というのは、残された家族もそうだが、本人も嘸や無念だったろう。合掌


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