ファイターズが、4年振り7度目のリーグ優勝を決めた。先日の記事「こんな展開が待っているとは・・・」で記した様に、6月24日の時点で3位だったファイターズは、1位のホークスに「11.5ゲーム差」を付けられれていた。多くの野球ファンが、ホークスのリーグ優勝を確信していたで在ろう状況からの大逆転劇。1963年、「14.5ゲーム差」を付けられてから逆転優勝した西鉄ライオンズが、“ゲーム差を最も付けられてからの優勝”という事だけれど、今回の大逆転劇がプロ野球ファンの間で語り草になって行くのは間違い無いだろう。
ファイターズの優勝、選手達の活躍が大きかったのは勿論だが、栗山英樹監督の采配の妙が光っていたと思う。“2007年の屈辱”がトラウマになっているジャイアンツ・ファンとしては、ホークスの選手やファンの心情を思うと複雑では在るが、何はともあれ「ファイターズの選手及びファンの皆様、リーグ優勝おめでとう!!」。
閑話休題。
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「全長50m 100人乗り宇宙船 2022年火星目指す」(9月28日付け東京新聞【夕刊】)
火星への入植構想を持つ米宇宙ヴェンチャーの「スペースX」のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は27日、開発中の有人火星宇宙船の概要を発表した。100人以上が乗れる長さ約50mの大型宇宙船で、打ち上げロケットと合わせると全長120mを超える。早ければ、2022年の火星への初飛行を目指す。目標の時期迄に実現するかは不透明だが、技術開発を着実に進めている同社の構想だけに注目が集まる。
新型輸送機は2段構成で、1段目ロケットの上に宇宙船を載せる。燃料にメタンガスを使い、宇宙空間や火星表面でも燃料補給が出来る点が特徴だ。
マスク氏は、コスト削減の為、1回の飛行で100人、将来的には200人の搭乗を目指すと発言。「合計で100万人が移住すれば、自立した社会が出来る。40~100年で実現出来るのではないか。」と話した。
輸送機は、炭素繊維素材で軽量化。1段目ロケットには同社が開発中のラプター・エンジン42基、宇宙船にも9基を搭載し、何れも再利用する。
火星への旅は先ず、宇宙船を地球の周りを回る軌道に入れる。途中で切り離した1段目は地上に戻し、燃料タンクを載せて再度打ち上げて、軌道上で宇宙船の燃料を補給。エンジンで航行し、平均115日で火星に到着すると、逆噴射で着陸する。火星に在る資源を利用してメタンガスを作り、火星から地球に戻る際の燃料とすると言う。
マスク氏は「火星の次は、木星の衛星『エウロパ』や土星の衛星『エンケラドゥス』への旅も視野に入れている」と話した。
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元記事に出て来る「木星の衛星『エウロパ』に付いては先日、「其の表面から水が間欠泉の様に噴き上げられていて、其の最大高さは約200kmにも及ぶ。厚さ約3kmの氷に覆われ、“氷の月”とも呼ばれるエウロパで、大量の水が噴出している事が確認された事から、生命体が存在している可能性が出て来た。」という報道が在ったっけ。
宇宙に関し、心浮き立つ報道が続く。子供の頃には夢物語だった“宇宙への旅行”が、2022年にも実現するというのはドキドキ物。そして、「40~100年で、火星に自立した社会が構築出来るという構想。」には、ときめき感が抑えられない。実現したとしても、年齢面や金銭面を考えると、自分が行けるとは思えないけれど。