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① 飲食物持ち込み規制強化
クリネックススタジアム宮城で行われるゴールデンイーグルスの試合で、飲食物の持ち込み規制が強まり、観客から不満の声が出ている。外で買った食べ物のみならず、手作りの弁当や御握りも持ち込み不可。場内で買った食べ物以外は外で食べるか、入口で預かる形に。球団側は「売店の売り上げを確保する為に仕方無い。」と理解を求めるが、ファンからは「儲け主義が強過ぎる。手作り弁当位大目に見ても良いのでは。」いう声が上がっているとか。
持ち込み禁止は球団が創設された2005年から定められていたが、実際は手荷物検査をせずに黙認。2006年からはテロや危険物持ち込みの防止を理由に検査を強化。場外で買った飲食物を先ずシャットアウトし、今季から手作りの食べ物も不可に。タイガースとジャイアンツ、ベイスターズ、カープ、マリーンズ、バファローズは食べ物の持ち込みを制限しておらず、スワローズとファイターズ、ライオンズは規制が在るものの、事実上黙認。ドラゴンズ及びホークスは比較的厳しく規制しているが、入り口で預かる事はしていないそうだ。
以前の記事でも触れたが、映画館や球場で売られている飲食物の値段の高さを何とかして欲しい。「“閉ざされた空間”を悪用している。」という気すらする。そりゃあ人件費は掛かっているだろうし、売店単体で儲けなければならないというのは理解出来るが、それにしても高過ぎる。球界参入初年度の収支を黒字化達成したり、二軍戦の観客動員数を増加させたりと、ゴールデンイーグルスの経営陣は良く頑張っているとは思うが、飲食物の球場持ち込み規制強化というのは余りにもえげつない。其処迄するのならば、場内の飲食物の価格を少し下げるなりの取り組みが必要ではないか?
② 方言を常時使う役者
ザ・ドリフターズの「8時だョ!全員集合」の番組誕生40周年記念DVD-BOX「8時だョ!全員集合2008」が発売となり、その記念イベントに加藤茶氏が登場。取材陣から「全員集合を復活しないんですか?」と問われた加藤氏は、「出来たら遣りたいが、セットに御金が掛かる。」と答えていた。
これ迄にも何度か書いているが、自分にとってドリフは笑いの教科書だった。毎週「8時だョ!全員集合」を見ていた幼少時。「オレたちひょうきん族」が始まっても、「8時だョ!全員集合」を見る機会が多かった。当時の内容を今見ると昔程には面白く感じないものの、じっくり時間を掛けて作り込まれた笑いには魅せられる。時間を掛けて作った番組、又セットに費用を掛けた番組が必ずしも面白いとは限らないが、余りにも安直で同じ様な内容が目立つ昨今のテレビ番組にはウンザリしている。必然的に地上波デジタルテレビ放送を見る機会が減り、CS放送で昔のドラマを見る事が多くなった。
ファミリー劇場の「Gメン’75 ニュープリント版」も御気に入りの一つだが、先日は「刑事が許可した殺人事件(338話)」が再放送されていた。「Gメン’75」は全355話なので、終盤のストーリーに当たる。当時も夢中になって見ていたが、四半世紀を越えた今見ても非常に面白い。ストーリー&演出の素晴らしさや役者の質の高さは、時を経ても変わらぬ感動を与えてくれるという事か。
今回の話では谷村昌彦氏演ずる所の古田刑事がメイン。「風采の上がらない定年間近の刑事」といった雰囲気だが、柔らかな方言を口にする人情味溢れた刑事役が実に嵌まっている。谷村氏は「帰ってきたウルトラマン」にも出演する等、子供番組でも馴染み深い役者。今回の記事を書く上で検索した結果、8年前に73歳で鬼籍に入られている事を知った。
昔は彼の様に、方言を“常時”使う役者が一定数居た様に思う。役に応じて方言を使う役者は今でも居るが、常時使うとなると殆ど居なくなってしまったのではないか。特に若手の俳優では皆無に等しい気が。TV番組の影響で、標準語が何処でも耳に出来る様になったのも大きいのだろう。方言を使用する役者は味が在って好きなので、とても残念では在る。
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① 飲食物持ち込み規制強化
クリネックススタジアム宮城で行われるゴールデンイーグルスの試合で、飲食物の持ち込み規制が強まり、観客から不満の声が出ている。外で買った食べ物のみならず、手作りの弁当や御握りも持ち込み不可。場内で買った食べ物以外は外で食べるか、入口で預かる形に。球団側は「売店の売り上げを確保する為に仕方無い。」と理解を求めるが、ファンからは「儲け主義が強過ぎる。手作り弁当位大目に見ても良いのでは。」いう声が上がっているとか。
持ち込み禁止は球団が創設された2005年から定められていたが、実際は手荷物検査をせずに黙認。2006年からはテロや危険物持ち込みの防止を理由に検査を強化。場外で買った飲食物を先ずシャットアウトし、今季から手作りの食べ物も不可に。タイガースとジャイアンツ、ベイスターズ、カープ、マリーンズ、バファローズは食べ物の持ち込みを制限しておらず、スワローズとファイターズ、ライオンズは規制が在るものの、事実上黙認。ドラゴンズ及びホークスは比較的厳しく規制しているが、入り口で預かる事はしていないそうだ。
以前の記事でも触れたが、映画館や球場で売られている飲食物の値段の高さを何とかして欲しい。「“閉ざされた空間”を悪用している。」という気すらする。そりゃあ人件費は掛かっているだろうし、売店単体で儲けなければならないというのは理解出来るが、それにしても高過ぎる。球界参入初年度の収支を黒字化達成したり、二軍戦の観客動員数を増加させたりと、ゴールデンイーグルスの経営陣は良く頑張っているとは思うが、飲食物の球場持ち込み規制強化というのは余りにもえげつない。其処迄するのならば、場内の飲食物の価格を少し下げるなりの取り組みが必要ではないか?

② 方言を常時使う役者
ザ・ドリフターズの「8時だョ!全員集合」の番組誕生40周年記念DVD-BOX「8時だョ!全員集合2008」が発売となり、その記念イベントに加藤茶氏が登場。取材陣から「全員集合を復活しないんですか?」と問われた加藤氏は、「出来たら遣りたいが、セットに御金が掛かる。」と答えていた。
これ迄にも何度か書いているが、自分にとってドリフは笑いの教科書だった。毎週「8時だョ!全員集合」を見ていた幼少時。「オレたちひょうきん族」が始まっても、「8時だョ!全員集合」を見る機会が多かった。当時の内容を今見ると昔程には面白く感じないものの、じっくり時間を掛けて作り込まれた笑いには魅せられる。時間を掛けて作った番組、又セットに費用を掛けた番組が必ずしも面白いとは限らないが、余りにも安直で同じ様な内容が目立つ昨今のテレビ番組にはウンザリしている。必然的に地上波デジタルテレビ放送を見る機会が減り、CS放送で昔のドラマを見る事が多くなった。
ファミリー劇場の「Gメン’75 ニュープリント版」も御気に入りの一つだが、先日は「刑事が許可した殺人事件(338話)」が再放送されていた。「Gメン’75」は全355話なので、終盤のストーリーに当たる。当時も夢中になって見ていたが、四半世紀を越えた今見ても非常に面白い。ストーリー&演出の素晴らしさや役者の質の高さは、時を経ても変わらぬ感動を与えてくれるという事か。
今回の話では谷村昌彦氏演ずる所の古田刑事がメイン。「風采の上がらない定年間近の刑事」といった雰囲気だが、柔らかな方言を口にする人情味溢れた刑事役が実に嵌まっている。谷村氏は「帰ってきたウルトラマン」にも出演する等、子供番組でも馴染み深い役者。今回の記事を書く上で検索した結果、8年前に73歳で鬼籍に入られている事を知った。
昔は彼の様に、方言を“常時”使う役者が一定数居た様に思う。役に応じて方言を使う役者は今でも居るが、常時使うとなると殆ど居なくなってしまったのではないか。特に若手の俳優では皆無に等しい気が。TV番組の影響で、標準語が何処でも耳に出来る様になったのも大きいのだろう。方言を使用する役者は味が在って好きなので、とても残念では在る。

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それとたいてい食品の持込禁止は「食中毒の危険性」
飲料だったら「安全確保」など、それとない理由をあげますが、
はっきりと「利益」を口にするのは今までにないケースで
こちらにも驚きました。
おっしゃるように球場内の値段が高い。
おそらく球団側のテラ銭が結構するのでしょう。
仙台球場のビールは幾らになるのでしょうか
東京Dはg-55さんご承知の通り、一杯800円。
外での販売価格を知ってますか、と
言いたくなります・・・
「チミイ」とかはあれは北関東でしょうか?それとも新潟?
田舎者=東北だったのでしょうね。
岩手出身の先輩がありとあらゆる東北蔑視を「それも全て元をただせば長州の仕業!」と大憤慨していたことを思い出します。
先日、1968年版「妖怪大戦争」をCSで見ていたら妖怪は九州弁、河内弁を話していました。製作が大映京都だからかな?
>Gメン
自分は同じ曜日の「太陽にほえろ」「特捜最前線」をボチボチ見ています。
どちらも80年代半ばに差し掛かってきました。当時の若者ファッションが見ていて気恥ずかしいです。
訛りを売りにしていた芸能人と言うと、パッと頭に浮かぶのは東京ぼん太氏(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%81%BC%E3%82%93%E5%A4%AA)。栃木訛りで「夢もチボー(希望)も無い。」とか言っていたのを思い出します。
「細うで繁盛記」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E3%81%86%E3%81%A7%E7%B9%81%E7%9B%9B%E8%A8%98)で冨士眞奈美さん演ずる正子は静岡弁を、そして「どてらい男(やつ)」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A9%E3%81%A6%E3%82%89%E3%81%84%E7%94%B7)に登場する商人達は関西弁を使っていましたが、昔のドラマで訛りと言えば大方は東北弁だった様に自分も思います。朴訥で生真面目といった役どころが、東北弁を使う役者には似合っていましたね。
加藤茶氏が警官の格好をしてコントをすると、「ちょっとチミチミ。」と呼び止めるシーンが在りました。「チミ(乃至はチミイ)」って本当に何処の訛りなのでしょうね。
昔のドラマ、当時の風俗や風景が見られるのも一興。一寸前に放送された「Gメン’75」では刑事が張り込みしているシーンが在ったのですが、仲間に連絡を取るのにわざわざ近くの店の電話を借りに行っていました。当時は携帯どころか、ポケベルすら無かった時代なんですよね。
谷村昌彦さん、故石立鉄男さん主演の「水もれ甲介」での水道工事作業員役も印象的です。とにかく、作業服姿がやたらと似合う人でした。
関西弁というのはもはやある意味「方言」ではないのかなとも思いましたが、上方漫才の大御所、横山たかし・ひろし師匠、お二人とも愛媛出身なのですが、たかし師匠の
「すまんのう、ワシは金持ちのおぼっちゃまじゃ。」
というあのしゃべりは、伊予弁に近いもので、大阪や京都の人々からは、田舎者臭く聞こえるのではないかと気づきました。それこそ、東京の人が北関東の方言を聞いて感じるのと同じなのではないかと。実際に大阪の知人に聞いてみたら、
「確かにそうかも。」
という返事でした。
愛媛出身の友近さんがかつて、関西のラジオ局で番組をもっていた時、彼女が「北新地の高級クラブのママ」になりきって、芸能ニュースを語るコーナーがありました。しかし、なぜか、
「新地のママ」なのに、東京弁でしか話しません。その理由はなんと、
「彼女は銀座の本店から、北新地に出向してきたママだから。」
とのことでした。この細かさには参りました。
多いようですが
東京の役者のセリフの違和感が
どうしても気になり、あまりみません。
方言指導の人を入れても
簡単には喋れないのでしょうね。
全体のイントネーションのほか
小さな単語のアクセントにも気をつけねばならず
なかなか身につかないと思います。
「大阪のおばちゃん」として街角で取材に応じている人の
結構な人数が「大阪出身」でないこと
(微妙なアクセントが違うので、判る)
そこから考えると、
短時間でマスターせねばならない役者は
無理もないのかなあ、とも思ってしまいます。
僕も見ました。出演者の中に、当時の人気漫才コンビ、若井はんじ・けんじさんが出ていたのに目をみはりました。はんじさんもあまりにも早く亡くなられた方で、もし、マンザイ・ブームまで生きておられたら、と思える方です。
>ハムぞーさんへ
松山生まれの僕も、「坊ちゃん」がドラマ化されるたびに、出演者の話す、下手な松山弁に苦笑させられます。
井筒監督が、かつて、
「関西以外の出身者で、最も関西弁を巧く話せるのは西田敏行さんや。」
と語っていたことがありました。
と評してました。
西田敏行氏、昔はオーバー・アクションな演技がどうも苦手だったのですが、何時の頃からか「演技が上手いなあ。」と思う様になりました。泣かせる芝居を遣らせたら、本当に光る役者の一人です。